ナス目/ナス科/ツクバネアサガオ属 花期/4月~10月
学名/Petunia × hybrida (Hook.f.) Vilm.
外来種改良種
#ペチュニア 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
日当たりの良い場所で園芸栽培される、南米原産の(日本では)一年草。本来は多年草らしいが、日本の屋外ではふつう越冬できない。和名ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)というようにアサガオ(朝顔)(ナス目ヒルガオ科)のような形状の花を咲かせる。ホームセンターの園芸コーナーでは花苗が3月からどっと溢れるように並ぶだろう(1ポット100~150円程度)。コンパクトで花期がたいへん長いため、マリーゴールドあたりと併せて公園の花壇やコンテナに植えられることが多い。真夏の炎天下でも問題なく生育するが、高温に加えた(梅雨の長雨や水のやり過ぎといった)過湿には非常に弱いのが難点。下葉が腐り始めたら危険信号、梅雨入りしたら必ず摘心(てきしん)がてら(花がたくさん咲いていても勿体ながらずに)刈り込むこと。肥料食いなので、切らすことなくたっぷり与える。
#ペチュニア 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
#ペチュニアのプランター植え JR東海道本線「大磯」駅前 2021/06/18
葉は有毛。粘液を出しているようで触ると指がべったべたになってしまう。害をなす南米のアリ(蟻)を寄せ付けないためとかどうとか。アブラムシの死骸等が付着すると少々風が吹いたり水をかけたところで落ちないので、必ず植え付け時に住友化学園芸「オルトランDX粒剤」などを土に混ぜ込んで害虫が発生しないように防除したい。
#ペチュニアの葉 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
ペチュニアの葉 藤沢市・辻堂海浜公園 2018/06/26
サフィニア(Surfinia)は、平成元年(1989)サントリー(現サントリーフラワーズ)と京成バラ園芸が共同開発したペチュニアの新品種群のブランド名。従来のペチュニアは花壇などに植える用にコンパクトなものが主であったが、サフィニアはこんもりふっさふさに育って大きめの鉢(プランター)からこぼれてたくさんの花が枝垂れ咲く、という違いあり。過湿にも強めで育てやすく、ヨーロッパ各国でもたいへん高い人気を獲得しているようである。なおサフィニアは種苗法(しゅびょうほう)に基づいて品種登録(あるいは出願中)されていわゆるパテント(特許、著作権の植物版みたいなもの)が法的に保護されているものであるため、サントリーフラワーズの許可を得ずに増やして(例えばメルカリやヤフオクなどで)売る、タネを売る、などした場合は、(個人であっても)逮捕されて刑事罰の対象となる。ポッチュニアもペチュニアの改良品種群に付けられた名前。ちょっと値段が張るが(1ポット300円程度から)、咲きっぷりに優れる。これらブランド苗は少々値段はお高いが、高温多湿に強めであったり安い苗より格段に生育が良く栽培も簡単なので、特に園芸初心者はブランド苗を購入されたい。
#サフィニア(’ももいろハート’)のハンギング 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/15
#サフィニア(’ももいろハート’)の苗の葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/15
ペチュニアの花
#ペチュニア 茅ヶ崎市浜之郷 2021/06/12
#ペチュニア 茅ヶ崎市浜之郷 2021/04/09
#ペチュニア 二宮町二宮 2021/06/18
ペチュニア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
ペチュニア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
ペチュニア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
ペチュニア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
#ペチュニア 茅ヶ崎市・JR相模線「北茅ヶ崎」駅 2021/06/01
#ペチュニア 茅ヶ崎市・JR相模線「北茅ヶ崎」駅 2021/06/01
#ペチュニア 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
#ペチュニア 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
#ペチュニアの萼 藤沢市・辻堂海浜公園 2019/07/09
#サフィニア 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27
#サフィニア(’ももいろハート’)のハンギング 茅ヶ崎市浜之郷 2021/06/14
#サフィニア(’ももいろハート’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/15