オオバギボウシ

大葉擬宝珠 クサスギカズラ目/クサスギカズラ科/ギボウシ属 花期/7月中旬~8月初旬
学名/Hosta sieboldiana (Lodd.) Engl.

危険食用自生種改良種稀少保護

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

乾燥しない草地やら、林の奥地の日当たり悪く薄暗いヤブカ(藪蚊)の巣窟のような場所に生える大型な多年草。単にギボウシといったらギボウシ属に分類される植物の総称、ギボウシ属を意味するホスタ(Hosta)といっても同じ。その中でも、葉が大きく、やたら巨大化するのがオオバギボウシ。ギボウシは蕾が擬宝珠(ぎぼうしゅ、ぎぼし)のような形状をしていることから名付けられた。日本固有種。神奈川県内に広く自生があり、ギボウシの仲間の中では最も普通種といえる。が、数を減らしており、なかなか滅多にお目にかかれない植物となってしまっているのが現状。また仮に見かけても、不遇な場所に生えているため状態が悪く、また落ち葉などのゴミが葉の上に堆積していたりと、残念ながら見苦しいものが多い。公園や鎌倉の寺境内でよく栽培されているオオバギボウシらしき巨大ギボウシは、おそらくはどれもこれもどこぞで買ってきた園芸品種で、原種オオバギボウシではないだろうと思われる。※本頁では原種オオバギボウシのみを扱い、オオバギボウシ系も含めた園芸品種(と思われるもの)はギボウシ(ホスタ)として別頁を設けて掲載する。

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

伸び立ての若葉は山菜の一種で、ウルイと呼ばれて食用に。しゃきしゃきした食感が楽しく、くさみや苦みはないので子供でも食べやすいだろう。汁物なんかに入れてもよいが、マヨネーズでもかけてサラダとして生食するのがお薦め。但し、有毒なバイケイソウ(梅蕙草)などとたいへん紛らわしいので、山野での採取は(植生保護の観点からも)しないように。春に栽培ものがスーパーマーケットの野菜売り場に並ぶ。

市販のウルイ 山形県・JA新庄もがみ 2018/03/19

市販の#ウルイ 山形県・JA新庄もがみ 2018/03/19

オオバギボウシの葉 藤沢市・新林公園 2018/05/18

オオバギボウシの葉 藤沢市・新林公園 2018/05/18

オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

#オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

#オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

#オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

#オオバギボウシの葉 厚木市・荻野運動公園野草園 2019/06/04

オオバギボウシの冬になって枯れた葉 逗子市/葉山町・三浦アルプス 2018/12/21

オオバギボウシの冬になって枯れた葉 逗子市/葉山町・三浦アルプス 2018/12/21

オオバギボウシの花

開花前の蕾は、苞(ほう、小花に付随する葉)が開出する特徴があり、上から見ると(幾重にも重なった)星形あるいはバラ(薔薇)の花のように感じられるだろう。花色は白または薄紫。見頃はコバギボウシ(小葉擬宝珠)よりも早くて、7月下旬の早いうち。小花は一日花。花数は多いので十日余りに渡って咲き続けてくれるのではないか。

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01

オオバギボウシ(花期最終日) 横浜市緑区・四季の森公園 2020/08/01


横浜市緑区・四季の森公園(里山花壇、里山林内=遊具広場への分岐まで、7月中旬~下旬、しょうぶ園南方にコバギボウシも)

藤沢市・新林公園

森戸川源流

厚木市・#荻野運動公園野草園(コバギボウシも)、#箱根湿生花園(6月下旬~7月、コバギボウシも)

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