ナガバオモダカ

長葉面高 オモダカ目/オモダカ科/オモダカ属 花期/4月~5月、8月下旬~9月上旬

外来種駆除

外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

ヒロハオモダカ=生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

ナガバオモダカ 藤沢市・引地川親水公園湿生植物園 2016/08/31

ナガバオモダカ 藤沢市・引地川親水公園湿生植物園 2016/08/31

北米原産の多年草で、オモダカの仲間。ヒロハオモダカ(広葉面高)などとともにジャイアントサジタリア(ジャイアントサジッタリア)の名で販売されている。サジタリアはオモダカ属の学名。アクアリウムに、キンギョ(金魚)やメダカ(目高)の水草に広く用いられる。藻や水草を手当たり次第にちょん切って食べてしまうアメリカザリガニが多数生息してしまっている池にあっても減少しない生命力の強さが特徴。地下茎で増え、群生する。

葉は箆(へら)形で日本在来のヘラオモダカ(箆面高)に瓜二つ。ナガバオモダカは主茎(しゅけい)から出た花柄(かへい)は再分岐しない。花は、ナガバオモダカは雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花、ただし日本にあるものは雌花しか付けない(なぜか雄花が咲かない)。ヘラオモダカは雌雄同株の両性花。

ナガバオモダカの葉 藤沢市・引地川親水公園湿生植物園 2016/08/31

ナガバオモダカの葉 藤沢市・引地川親水公園湿生植物園 2016/08/31

ナガバオモダカの花

前述の通り、雌雄同株の雌雄異花で、日本にあるものは雌花だけが咲く(雄花は咲かない)。花弁は白色で、雌蕊部分は緑色。いつ見てもこのシンプルな姿の花しか咲いていないヘラオモダカらしきものがナガバオモダカである。外来種なため花期は安定せず、およそ真夏を除く夏の間。基本的には初夏。晩夏に咲くこともある。

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/14

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/14

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/27

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/27

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/27

ナガバオモダカの雌花 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/27

本来は総状花序の下方に雌花が、上方には蕊部が黄色い雄花が咲くはずの植物である。

ナガバオモダカの実

結実しない。


長谷寺、引地川親水公園湿生植物園、氷室椿庭園(「ヘラオモダカ」のガーデンラベルあり)

参考資料

『ネイチャーガイド 日本の水草』 角野康郎著 文一総合出版発行(2014)

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