蒟蒻 オモダカ目/サトイモ科/コンニャク属 花期/4月下旬~5月中旬 収穫期/10月下旬~11月
学名/Amorphophallus konjac K.Koch
有毒食用改良種
#コンニャクの花 鎌倉中央公園 2023/04/28
農作物として栽培される、東南アジア原産の多年草。マムシグサ(蝮草)に似た植物である。土中に肥大する地下茎があり、これを加工して食品の蒟蒻(こんにゃく)や白滝(しらたき)が作られる。湘南・鎌倉・三浦半島では大々的にコンニャク栽培を行っている農家はないのではないか。蒟蒻作り体験用に畑に細々と植えられているものを見かけることがある程度。春にホームセンターでも種芋が売られることがある。
コンニャクの花
四年生以上の大きく育った株が花を咲かせることがあるらしい。花は、葉が出る前に咲く。1mくらいの高さになるかなり背高なもの。赤褐色。類似する植物はないので、畑から細長い棒状の花らしきものが突き出ていればコンニャクである。あんまり見かけるものではない。くさい。
#コンニャクの花 鎌倉中央公園 2023/04/28
#コンニャクの花 鎌倉中央公園 2023/04/28
#コンニャクの花 鎌倉中央公園 2023/04/28
#コンニャクの花 鎌倉中央公園 2023/04/28
#コンニャクの咲き終わり 大井町山田 2022/05/19
植物園の温室で栽培され、”世界最大の花が咲いた”としてニュースに取り上げられるショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)は近似種。
コンニャクの葉
花がしおれた後に、葉が出る。テンナンショウ(天南星)の仲間らしきものが畑に植えられていたらコンニャクである。
#コンニャクの葉芽 茅ヶ崎市浜之郷 2022/05/26
#コンニャクの葉芽 茅ヶ崎市浜之郷 2023/06/01
#コンニャクの葉 鎌倉広町緑地 2017/07/07
#コンニャクの葉 鎌倉中央公園 2017/07/01
#コンニャクの葉 鎌倉中央公園 2017/07/01
#コンニャクの葉 鎌倉中央公園 2017/07/01
#コンニャクの茎(葉柄) 鎌倉中央公園 2017/07/01
コンニャクの芋
秋に地上部が枯れたら収穫期。土中に芋状の地下茎ができ、こんにゃく芋と呼ばれる。突き出た長い突起の先端には生子(きご)と呼ばれる子株ができる。生子が蒟蒻を作るのに適した大きさの芋に育つには三年ないし四年かかる。
#コンニャク芋(小さめな二年生) 茅ヶ崎市浜之郷 2022/10/23
#コンニャク芋(小さめな二年生) 茅ヶ崎市浜之郷 2022/10/23
#コンニャク芋(三年生) 藤沢市・長久保公園 2019/09/27
こんにゃく芋は寒さに弱く冬に傷んで駄目になってしまうので、掘り上げて温度管理をして春まで保存する必要がある。といわれているが、我が家の一個体は鉢植えのまま屋外で越冬している。
#鎌倉中央公園(畑)、#鎌倉広町緑地(畑)