飯桐 キントラノオ目/ヤナギ科/イイギリ属 花期/5月中旬~下旬 結実期/10月中旬~1月
学名/Idesia polycarpa Maxim.
自生種稀少
#イイギリの実 大磯町西小磯 2024/01/08
林内に生える落葉高木で、雌雄異株(しゆういしゅ)。樹高は15mを超えるとんでもない大きな木になる。名は、本種の大きな葉を飯を包(くる)むのに使っていたためという。ナンテン(南天)のような赤い実が房状になることからナンテンギリ(南天桐)とも。湘南・鎌倉・三浦半島で見かけることは希。旧家や公園などに植栽されることあるも希。あってもだいぶ高い木に育っているため、花や実を間近で観察できる機会はまずなかろう。
#イイギリ 鎌倉市・大巧寺 2020/11/06
実がなったイイギリ 鎌倉市植木・龍寶寺トンネル北側 2016/10/31
実がなった#イイギリ 大巧寺 2016/11/13
実をぶら下げた冬の#イイギリ 大磯町西小磯 2024/01/08
実をぶら下げた冬の#イイギリ 大磯町西小磯 2024/01/08
#イイギリの葉(白色矢印は蜜腺) 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
#イイギリの葉 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
#イイギリの葉裏 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
葉柄(ようへい)の、基部寄りに一対、葉身との境目に一対、計二対の蜜腺がある。
#イイギリの葉柄基部寄りの蜜腺 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
#イイギリの葉柄にある蜜腺 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
#イイギリの幹(樹皮) 大磯町西小磯 2024/01/08
イイギリの花
#イイギリの(雌株の)雌花 鎌倉市大巧寺 2023/05/12
#イイギリの(雌株の)雌花 鎌倉市大巧寺 2023/05/12
イイギリの実
実は葉を落とした後も樹上にありつづけるが、早い時期から柄ごとまるっと地面に落ちていることも多い。高木なので花も実も見つけづらいが、公園など開けた場所に植えられているものを見つけられれば赤色の実が緑の葉に映えるはずである。
#イイギリの実 鎌倉市・大巧寺 2020/11/06
#イイギリの実 大巧寺 2016/11/13
イイギリの実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18
#イイギリの柄ごと落下していた実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/18
#イイギリの実 大磯町西小磯 2024/01/08
#イイギリの実 大磯町西小磯 2024/01/08
イイギリの実は赤く熟すといわれるが、もっと熟すと黒っぽくなる。
#イイギリの黒っぽく完熟した実 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
#イイギリの黒っぽく完熟した実 相模原市南区・相模原公園 2020/12/08
横浜市金沢区・#長浜公園(野鳥観察小屋A付近)
龍寶寺トンネル(北側の高所)、#大船フラワーセンター(ウメ園に雌株)
#大巧寺(ナンテンギリとして、雌株、比較的低木でまずまず低所にも花あるが園路からやや離れている)、高麗山公園(北面中段の亀堀沢西側)
相模原市南区・#相模原公園(相模原公園知っておきたい樹8、雌株)
参考資料
『牧野 日本植物図鑑』 牧野富太郎著 北隆館発行(1940)
雨が降ったり止んだりです
イイギリを見に相模原公園へ行きたかったのですが
花が咲いてたら写真撮ろうなんて思ってましたが また後日となり、、、。
自生種で希少と知ると公園の樹木もまんざらでもないですね
フウトウカズラの花も実際に見てみたいなーー。
次々と多種多様な植物の記事を拝読しては 実際に見に行きたいと
思いを馳せて また楽しいです。
参考資料に『牧野 日本植物図鑑』 牧野富太郎著 北隆館発行(1940)とありますね
最近はNHKの朝ドラも見てて 牧野先生も身近な偉人に思えてきて不思議です。
フフフ(笑)
『牧野 日本植物図鑑』 牧野富太郎著 北隆館発行の復刻版の古本買っちゃいました。
私では多分読めない(判読困難)デス
挿絵の植物画の方を見て楽しもうと思います。