毬葈耳 キク目/キク科/オナモミ属 花期/8月下旬~9月 結実期/9月~10月
学名/Xanthium orientale L. subsp. italicum (Moretti) Greuter
外来種駆除
イガオナモミの未熟な実 三浦市・三戸海岸 2017/10/09
北米などを原産とする一年草。雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。オナモミの仲間の新手な外来種。神奈川県内では主に三浦半島南端の海辺で群生し、オオオナモミ(大葈耳)を遙かに凌ぐ存在感を示している。漁港周辺のみならず、手つかずの豊かな自然が売りだった三浦市・毘沙門海岸などでも大群生を形成している有様。在来の生態系を目下絶賛破壊中であるが、駆除が試みられている様子はない。江の島周辺へも侵攻してきた模様。
海辺に生えたイガオナモミ 三浦市・毘沙門海岸 2024/08/14
海辺に生えたイガオナモミ 三浦市・毘沙門海岸 2024/08/14
イガオナモミの葉は巨大で、基部はほぼ水平に直線的に広がる切形(せっけい)。
イガオナモミの葉 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24
イガオナモミの花
花はオナモミに同様。イガオナモミの雌蕊は肉眼ではあるんだかないんだかさっぱりわからないが。
イガオナモミ 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24
イガオナモミ 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24
イガオナモミ 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24
イガオナモミの若い雌花 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24
イガオナモミの実
イガオナモミの実はオオオナモミより大きく丸みが感じられる。多数ある棘(とげ)から更に細かい棘が分岐して生えるため、細かい毛が密生しているように見える。けばけばいがいがした印象。実の地肌に産毛が生えるオナモミとやや見分けづらいが、イガオナモミの二本の大棘はクワガタムシ(鍬形虫)が大顎をがばっと広げて威嚇している姿に見える。
イガオナモミ 三浦市・毘沙門海岸 2016/09/17
イガオナモミの未熟な実 三浦市・毘沙門海岸 2016/09/17
イガオナモミの未熟な実 三浦市・三戸海岸 2017/10/09
完熟したイガオナモミの実 三浦市・毘沙門海岸 2015/11/04
イガオナモミの群生に足を踏み込めばひっつき虫としてズボンや靴下などに実がくっついてくる。だけならまだよいだのが、古い実は砕け、細い棘だけがたくさん刺さっていて取り除くに抜けなくてとんでもなく迷惑を被ることに。
服にひっつくイガオナモミの実 三浦市・三戸海岸 2017/10/08
観音崎公園(観音崎園地を中心に海辺に群生)、毘沙門海岸(浅間山との境に大群生)
三浦市・三戸海岸、浜諸磯、荒崎公園、江の島、湘南海岸公園