姫檜扇水仙 クサスギカズラ目/アヤメ科/ヒオウギズイセン属 花期/6月中旬~9月
外来種改良種駆除
生態系被害防止外来種リスト「総合対策外来種」
#ヒメヒオウギズイセン 鎌倉市・円覚寺 2017/06/14
園芸栽培される、球根性の多年草。純和風な名前が付けられており和風庭園にもよく溶け込んできれいに咲くが、南アフリカ原産のヒオウギズイセン(檜扇水仙)と、同じく南アフリカ原産のヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)がヨーロッパで交配されて生まれた外来の園芸種である。ヒオウギズイセン属を意味するクロコスミア(Crocosmia)、旧属名からモントブレチア(Montbretia)とも。梅雨時以降の公園や、鎌倉では寺境内を彩る定番の花。生命力が強いため野良に逸出してしまっており、林縁部の草地などでイネ科のどうしようもない雑草たちに混じってヒメヒオウギズイセンが咲いているなんていう光景も。うっかり騙さてしまいそうになるが、ヒメヒオウギズイセンは外来種。しかも人間が作り出した園芸品種である。栽培は水はけと日当たりの良い場所が好ましいが、(花付きは多少悪くはなるか知れないが)ある程度は日陰でも大丈夫。草丈は人の腿(もも)から腹くらい。
#ヒメヒオウギズイセン 鎌倉市・光則寺 2018/07/08
#ヒメヒオウギズイセン 鎌倉市・光則寺 2018/07/08
#ヒメヒオウギズイセン 茅ヶ崎市浜之郷 2018/06/26
ヒメヒオウギズイセン 茅ヶ崎市浜須賀 2018/07/02
ヒオウギ、ヒメヒオウギ、ヒオウギアヤメ(檜扇文目)は別種。ヒメヒオウギアヤメズイセンなどというものはさすがにないようだ。名前がややこしすぎる。
ヒメヒオウギズイセンの花
濃いオレンジ色。下向きに咲くため、花見は意外と難。
#ヒメヒオウギズイセンの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2018/06/21
#ヒメヒオウギズイセンの開花直前の蕾 茅ヶ崎市浜之郷・小出川 2021/06/18
ヒメヒオウギズイセン 茅ヶ崎市浜之郷 2018/07/03
#築山稲荷社
鎌倉市西御門・#来迎寺(本堂前)、#光則寺、#長谷寺、#極楽寺(サルスベリ下花壇 ※撮影禁止)、茅ケ崎里山公園、茅ヶ崎市・湘南海岸砂防林