花水木 ミズキ目/ミズキ科/ミズキ属 花期/4月中旬 結実期/9月下旬~10月 紅葉/10月中旬~下旬
学名/Cornus florida L.
外来種改良種
#ハナミズキ 茅ヶ崎市・萩園サンハイム 2019/04/19
園芸栽培される、北米原産の落葉小高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。一青窈(ひとと よう、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の卒業生)の歌「ハナミズキ」で馴染み深く名前も純和風なことから日本の木のように思われていそうだが、アメリカ産の外来種である。アメリカヤマボウシ(あめりか山法師)とも。日本から米国に友好の証などとしてソメイヨシノ(染井吉野)を寄贈すると、その返礼としてハナミズキが送られてくることがある。公園木や街路樹として植栽される。民家庭にも。鎌倉の社寺境内では意外にもほとんど見かけない。やや高木のうえ、天に向かって花を咲かせるため観賞にはやや難がある。
#ハナミズキ 茅ヶ崎市・萩園サンハイム 2019/04/19
#ハナミズキ JR相模線「寒川」駅北口 2021/04/16
#ハナミズキ 平塚市・総合公園 2021/04/11
満開の#ハナミズキ 平塚市・総合公園 2021/04/11
#ハナミズキ 平塚市・総合公園 2021/04/11
#ハナミズキの花時には展開し始めている葉 平塚市・総合公園 2021/04/11
#ハナミズキの幹(樹皮) 平塚市・総合公園 2021/04/11
ハナミズキの花
実も葉も落ちた冬枯れの枝先に付く、小さくてちんちくりんなタマネギ形の蕾がかわいい。
#ハナミズキの冬の蕾 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/15
#ハナミズキの冬の蕾 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/15
#ハナミズキの冬の蕾 鎌倉中央公園 2017/01/23
花は白色ないしピンク色を帯びる。湘南・鎌倉・三浦半島では清楚な白が好まれているようで見かける機会は多め。ただし開花時期は曇天日多い季節と重なってしまうため、ぱっとしない白い曇り空に白い花はちょっと映えないという落とし穴が。なお学術的には、四枚の花弁に見えるものは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花に付随した葉という扱いになる。開花前は小包(こづつみ)のごとく閉じられていておもしろい姿をしている。
#ハナミズキの蕾 寒川町一之宮・県道47号街路樹 2013/04/17
#ハナミズキの蕾 茅ヶ崎市・一里塚公園 2019/04/15
#ハナミズキの蕾 茅ヶ崎市・一里塚公園 2019/04/15
#ハナミズキの蕾 茅ヶ崎市・一里塚公園 2019/04/15
花の中心部にある蕊の集合体のようなものが本当の花(花序)。
#ハナミズキ(本当の花はまだ蕾) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03
#ハナミズキ(本当の花はまだ蕾) 茅ヶ崎市・一里塚公園 2019/04/15
#ハナミズキ 寒川町・八角広場 2013/04/17
#ハナミズキ 平塚市・総合公園 2021/04/11
#ハナミズキ 平塚市・総合公園 2021/04/11
#ハナミズキの本当の花の部分 平塚市・総合公園 2021/04/11
近似の日本在来種にヤマボウシ(山法師)あり。花期はやや遅い。
ハナミズキの実
やや細長く先の尖った赤い実を付ける。売れ残ることの多い秋の赤い実であるが、ハナミズキの実は早いうちに食べられてなくなってしまう。実の先端にある突起は萼と雌蕊の残骸。
#ハナミズキの実 茅ヶ崎市・一里塚公園 2018/09/18
#ハナミズキの実 茅ヶ崎市・一里塚公園 2018/09/18
#ハナミズキ 横浜市戸塚区・筈井庄谷公園 2016/10/07
#ハナミズキの実 横浜市戸塚区・筈井庄谷公園 2016/10/07
#ハナミズキの実 横浜市戸塚区・筈井庄谷公園 2016/10/07
#ハナミズキの実 藤沢市・大庭城址公園 2012/10/22
#ハナミズキの冬まで残ってしおれてきた実 相模原市南区・相模原麻溝公園 2020/12/08
ハナミズキの紅葉
#ハナミズキの色付き始めた葉 二宮町・ラディアン花の丘公園 2017/10/10
#ハナミズキの紅葉 茅ヶ崎市・屋内温水プール 2020/10/05
渋い色に染まった#ハナミズキ 寒川町・八角広場 2021/10/11
横浜市金沢区・#金沢自然公園(北谷口入って通路沿い左右にベニバナハナミズキ)
#収玄寺(山門入ってすぐ右側)、#大庭城址公園(花の広場)