葉内花 ムラサキ目/ムラサキ科/ハナイバナ属 花期/2月~12月
学名/Bothriospermum zeylanicum (J.Jacq.) Druce
自生種
ハナイバナ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/29
道端や畑の周辺などに生える一年草(越年草)。茎先端にもしゃもしゃ集まる葉の間に花が咲くように見える様子が、名前の由来。花が小さすぎるため意識して目を向けることはふつうはないかもしれないが、たいへん身近なところに生えているありきたりな雑草である。市街地にもあり。
畑に生えたハナイバナ 平塚市岡崎 2021/09/24
畑に生えたハナイバナ 平塚市岡崎 2021/09/24
畑に生えたハナイバナ 平塚市岡崎 2021/09/24
農道に群生したハナイバナ 茅ヶ崎市浜之郷 2020/12/12
ハナイバナ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/29
ハナイバナ 横須賀市・衣笠山公園 2017/04/15
市街地の道端に生えたハナイバナ 鎌倉市大町 2019/01/24
ハナイバナの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2018/10/24
ムシクサ(虫草)と混同しないよう。
ハナイバナの花
花径は2mmとか3mmとかその程度。しゃがみ込んで凝視してようやく姿かたちが認識できる程度の小さな花。ただし形状はワスレナグサ(勿忘草)と同類のかわいらしいものである。花の大きさと形状がよく似た近似種にキュウリグサ(胡瓜草)があるが、花の近辺に苞(ほう)と呼ばれる葉がもしゃもしゃないのがキュウリグサ、あるのがハナイバナである。花数は少なくぱらぱらと付くのみ。花色は白にうっすら青みがかったもの。
ハナイバナ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/29
ハナイバナ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/29
花がもっと大きい野草にヤマルリソウ(山瑠璃草)やホタルカズラ(蛍葛)がある。ムラサキ科に属する植物は花の雰囲気が似たり寄ったりで紛らわしい。