磯馴松虫草 マツムシソウ目/スイカズラ科/マツムシソウ属 花期/10月中旬~下旬
自生種稀少保護
環境省レッドリスト2018「絶滅危惧II類(VU)」
(マツムシソウとして)神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧IB類」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2016/10/23
マツムシ(松虫、ここではスズムシのこと)が鳴く頃に咲くとかいう、高原を好むマツムシソウの海岸型。海に面してそそり立った高い崖上の丘を好むようだ。マツムシソウより背丈が明らかに低く、高さは人の脛(すね)まで。神奈川県内における自生地はかなり危機的な状況。誰でも見て楽しむことができる自生の花はもう数株しかない。花色は薄い紫。
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2016/10/23
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2016/10/23
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2017/10/08
ソナレマツムシソウの葉 三浦市・黒崎の鼻 2016/10/23
ソナレマツムシソウは現在、同様に背丈が低いが山地型であるアシタカマツムシソウ(愛鷹松虫草)と同種とされている。アシタカの名は、箱根の西隣、富士山の南隣に位置する静岡県・愛鷹山(あしたかやま)に因む。
ソナレマツムシソウの花
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2017/10/08
ソナレマツムシソウ 三浦市・黒崎の鼻 2016/10/23
似たような花をそこいらの花壇で見かけたら、マツムシソウ属を意味するスカビオサ(Scabiosa)(ないしセイヨウマツムシソウ(西洋松虫草))などと呼ばれている外来種(の園芸種)だろう。
#観音崎自然博物館(有料館内中庭花壇、周辺草地にも植えたが絶えた模様、現在は前庭の花壇に多数)、黒崎の鼻
天神島臨海自然教育園(なし)、長浜海岸(崖上か)
観音崎自然博物館の前庭を見られたのですね。
私が見たのは、観音崎自然博物館の崖下海岸にあるにある花壇でした。
タイトル背景の写真、大船フラワーセンターへキイジョウロウホトトギスを見に行った時、見てきました。