オキナグサ

翁草 キンポウゲ目/キンポウゲ科/オキナグサ属 花期/3月下旬~4月中旬 結実期/4月下旬~5月
学名/Pulsatilla cernua (Thunb.) Bercht. ex J.Presl

有毒薬用

環境省レッドリスト2019「絶滅危惧II類(VU)」
神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧IB類」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

#オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

山地の日当たりの良い草原などに生えるという多年草。名は、白い毛むくじゃらな実が爺の姿に見立てられたもの。オウナグサ(媼草)というものはありそうでない。草丈は人の脛(すね)程度で、手乗りサイズ。風変わりで希少な山野草として植物園や鎌倉の寺境内で栽培されることがある。が、じつは神奈川県内にも丹沢や箱根などには密かに自生地が残っているらしい。『神奈川県植物誌2018』によれば戦後まで鎌倉などにも分布していたというが絶滅。現在は湘南・鎌倉・三浦半島に自生なし。開発造成と園芸採取(盗掘)により全国的にみても数が激減しているという。

オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

#オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

オキナグサの花

花色は独特な赤褐色で、下向きに咲く。

オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/09

#オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/09

オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

#オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

#オキナグサ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/03/27

オキナグサの実

タンポポ(蒲公英)の綿毛よりも毛が長くて軽く縮れ、ややとっ散らかった風貌となる。

オキナグサの若い実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/09

#オキナグサの若い実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/09

オキナグサの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05

#オキナグサの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05

オキナグサの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/21

#オキナグサの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/04/21

オキナグサの未熟な実 寒川町・川とのふれあい公園 2018/04/28

#オキナグサの未熟な実 寒川町・川とのふれあい公園 2018/04/28

オキナグサの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17

#オキナグサの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17

オキナグサの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05

#オキナグサの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/05


#東慶寺(看門過ぎてすぐ左)、#円覚寺松嶺院、#光則寺(山門入って左)、#長谷寺、#大船フラワーセンター(新シャクヤク園東向かいタマナワザクラの足元)