雛待宵草 フトモモ目/アカバナ科/マツヨイグサ属 花期/5月~7月?
学名/Oenothera perennis L.
外来種駆除稀少
#ヒナマツヨイグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/09
園芸栽培されることがある、北米原産の多年草。市街地のそこら中に大量に帰化して生えているメマツヨイグサ(雌待宵草)の仲間ながら、超小型で昼咲きするもの。別名ヒメツキミソウ(姫月見草)。草丈は若い株で20cmくらい、大きく成長しても人の膝(ひざ)以下(~50cm)。近似種で比較対象を挙げるなら、ピンク花のユウゲショウ(夕化粧)がサイズ感的に一番近いか。神奈川県内、多くはないが帰化が確認されており、北米から輸入された牧草に種子が混入している疑惑が指摘されている。本頁に掲載した個体は、(妙なものを妙に安価で売っていることがある)平塚市のとある小さな花屋がいわゆる洋種山草として販売(ポット苗150円)していたものである。
#ヒナマツヨイグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/12
#ヒナマツヨイグサの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/09
#ヒナマツヨイグサの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/09
ヒナマツヨイグサの花
夜間ではなく明るい日中に咲く。夜間は中途半端に閉じる。花色は黄色。花径は1cm程度。個体差があるようなのでもう少し大きめのものもあるかもしれない。
#ヒナマツヨイグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/09
#ヒナマツヨイグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/09
#ヒナマツヨイグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2021/05/16
参考資料
『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)