斉墩果 ツツジ目/エゴノキ科/エゴノキ属 花期/5月 結実期/9月~10月
学名/Styrax japonica Siebold & Zucc.
有毒自生種改良種
#エゴノキ 平塚市・総合公園 2017/05/16
丘陵地から産地の林内に生える落葉小高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。名は、エゴイズム(自己中心的)の木という意味ではなく、実にえぐみがあることから。神奈川県内ほぼ全域に自生あり。湘南・鎌倉・三浦半島でも多くはないが見かけることはある。白花を多く付け見栄えが良いことから、公園や民家の庭などにもしばしば植栽され、見かける機会は結構多い。枝垂れやピンク花といった園芸品種も。
#エゴノキ 平塚市・総合公園・日本庭園 2017/05/16
エゴノキ 大井町山田・ラ・レイエス湘南付近 2022/05/19
エゴノキ 大井町山田・ラ・レイエス湘南付近 2022/05/19
#エゴノキ 鎌倉市・浄妙寺 2017/05/21
ピンク花を咲かせた#エゴノキ(ベニバナエゴノキ) 茅ヶ崎市・crop es(クロップエス) 2021/05/07
実がなった#エゴノキ 藤沢市・奥田公園 2019/07/13
エゴノキの葉で作られたエゴツルクビオトシブミの揺籃(ようらん) 茅ヶ崎市・清水谷 2018/05/12
エゴノキの葉で作られたエゴツルクビオトシブミの揺籃 茅ヶ崎市・清水谷 2018/05/12
エゴノキの葉で作られたエゴツルクビオトシブミの揺籃 茅ヶ崎市・清水谷 2018/05/12
エゴノキの花
花は同属のハクウンボク(白雲木)のような穂状(すいじょう)の花序にならず、単発に見える。下向きに垂れるように咲く。ハクウンボクよりエゴノキの方が開花が遅いか。
#エゴノキ 鎌倉広町緑地 2017/05/19
#エゴノキ 鎌倉広町緑地 2017/05/19
#エゴノキ 鎌倉広町緑地 2017/05/19
#エゴノキ 平塚市・総合公園 2017/05/16
林内に自生しているエゴノキは、薄暗い高所で花が咲くので気づかないことが多い。地面に花が散ってはじめて、ここにエゴノキがあったのかと気づかされることもしばしば。
エゴノキの散り花 鎌倉中央公園 2022/05/18
かわいらしいピンク色の花を咲かせる園芸品種がある。ベニバナエゴノキ(紅花斉墩果)と呼び分けられることも。
#エゴノキ(ベニバナエゴノキ) 茅ヶ崎市・crop es(クロップエス) 2021/05/07
#エゴノキ(ベニバナエゴノキ) 茅ヶ崎市・crop es(クロップエス) 2021/05/07
#エゴノキ(ベニバナエゴノキ) 茅ヶ崎市・crop es(クロップエス) 2021/05/07
エゴノキの実
丸っこい実が垂れ下がる。
#エゴノキの未熟な実 鎌倉広町緑地 2019/07/21
#エゴノキの未熟な実 鎌倉広町緑地 2019/07/21
エゴノキの虫こぶ
虫こぶまたは虫癭(ちゅうえい)とは、植物に小さな虫の幼虫などが寄生することによってできる不思議なこぶ状の膨らみのこと。
エゴノネコアシ
エゴノキの実がバナナの房のような形状に変形したもの。エゴノネコアシアブラムシが寄生している状態という。希に見かける。
#エゴノネコアシ 茅ヶ崎市・パークホームズ茅ヶ崎中央公園 2021/06/01
#エゴノネコアシ 茅ヶ崎市・パークホームズ茅ヶ崎中央公園 2021/06/01
#エゴノネコアシ 茅ヶ崎市・パークホームズ茅ヶ崎中央公園 2021/06/01
#エゴノネコアシ 藤沢市・奥田公園 2019/17/13
横浜市戸塚区・舞岡公園(耕作体験田んぼ沿いに良低木)
#浄妙寺(散策路)、#鎌倉文学館(※令和5年(2023)3月27日~令和9年(2027)3月31日 改修工事のため休館・閉園)、鎌倉中央公園(田んぼ周辺各所・高木が多い)、#鎌倉広町緑地(管理棟前芝生広場に若木植栽)、平塚市・#総合公園(日本庭園)
#長谷寺(妙智池ナツツバキ対角)、六国見山森林公園(北口から入る)、#大庭城址公園(東口から上りS字階段上など)、新林公園(自然散策路のナツトウダイ地帯東側すぐ反対側)、#テラスモール湘南(北側)、#茅ケ崎里山公園(平成の森)
#小田原フラワーガーデン(駐車場東側のバラ園にベニバナエゴノキ)
参考資料
『虫こぶハンドブック』 薄葉重著 文一総合出版発行(2003)