バショウ

芭蕉 ショウガ目/バショウ科/バショウ属 花期/6月~11月 結実期/7月~12月
学名/Musa basjoo Siebold ex Iinuma

外来種

バショウ 相模原市南区・無量光寺 2015/07/24

#バショウ 相模原市南区・無量光寺 2015/07/24

中国原産とかいうバナナの仲間。旧家の庭などで稀に栽培される。樹木のようにも見えるが草、多年草である。食用になるバナナは日本では温室でないと越冬できないため、その辺の露地で見かけるバナナらしき巨大植物はすべてバショウと考えて差し支えない。

バショウ 茅ヶ崎市・清水谷 2019/09/06

#バショウ 茅ヶ崎市・清水谷 2019/09/06

バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

#バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

#バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

林内に生えるとにわかに密林感を醸し出すバショウ 横浜市戸塚区・俣野別邸庭園 2021/07/26

林内に生えるとにわかに密林感を醸し出す#バショウ 横浜市戸塚区・俣野別邸庭園 2021/07/26

バショウが寺境内に多く植えられているのは、おそらくバショウが優曇華(うどんげ)の代用木だからだろう。優曇華は仏教に現れる(想像上の)聖なる植物で、三千年に一度だけ花を咲かせるとされる。平たく申せば、滅多に起こらない吉兆、おめでたい花といったところ。

バショウ 相模原市南区・無量光寺 2015/07/24

#バショウ 相模原市南区・無量光寺 2015/07/24

バショウの強風に煽られる葉 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/10

#バショウの強風に煽られる葉 茅ヶ崎市浜之郷 2018/08/10

バショウの破れた葉 茅ヶ崎市堤 2019/09/06

#バショウの破れた葉 茅ヶ崎市堤 2019/09/06

地上部は霜が降りる頃(12月中旬以降)になるとにわかに枯れてくる。

俳人松尾宗房(1644-1694)の俳号芭蕉は本種に因む。宗房が活躍した江戸時代前期に英語が普及していたならバナナマンを名乗っていたに違いない。

バショウの花

バショウ 茅ヶ崎市今宿・アメリカンダイナーレイ 2018/06/25

#バショウ 茅ヶ崎市今宿・アメリカンダイナーレイ 2018/06/25

バショウ 茅ヶ崎市今宿・アメリカンダイナーレイ 2018/06/25

#バショウ 茅ヶ崎市今宿・アメリカンダイナーレイ 2018/06/25

バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

#バショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24

バショウの実

バショウにもバナナのような実はなるが、小さく、味も食用に向かないという。

バショウの若い実 鎌倉市西御門 2010/06/24

#バショウの若い実 鎌倉市西御門 2010/06/24


#鎌倉市西御門、#極楽寺(庫裡庭)

#宅間ガ谷、#清水谷(田んぼ南側の民家前)

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バナナ

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