合の子栴檀草 キク目/キク科/センダングサ属 花期/9月下旬~12月 結実期/10月~1月
外来種駆除
コセンダングサ=外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
アイノコセンダングサ 鎌倉中央公園 2016/10/10
コセンダングサ(小栴檀草)とコシロノセンダングサ(小白の栴檀草)の雑種とされているもので、コセンダングサの変種という位置づけにある。黄色い筒状花(とうじょうか、管状花)の外周部分の一部が白色舌状花のような姿に変化したもの、ないし変化する気配を見せているもの。
アイノコセンダングサ 茅ケ崎里山公園 2017/10/05
アイノコセンダングサの葉 藤沢市大庭 2018/10/02
アイノコセンダングサの花
白色舌状花化している部分は、大きさが不均一で、形状もねじれたりしてあまり美しからず。
白色舌状花化が僅かに見られるアイノコセンダングサ 横須賀市・湘南国際村めぐりの森 2016/09/17
アイノコセンダングサ 茅ケ崎里山公園 2017/10/05
アイノコセンダングサ 寒川町田端 2018/10/03
アイノコセンダングサ、花径1.2cm 寒川町田端 2018/10/03
しっかりと独立した白色舌状花があればコシロノセンダングサ。ある程度大きめで見た目がきれいな花弁らしきものが付いているかどうかが判断基準ではなく、筒状花なのか舌状花なのかで見分ける。筒状花であればアイノコセンダングサ、舌状花ならコシロノセンダングサ。
アイノコセンダングサ 茅ヶ崎市行谷 2018/10/20
コシロノセンダングサに近い姿のアイノコセンダングサ 茅ヶ崎市行谷 2018/10/20
コシロノセンダングサに近い姿のアイノコセンダングサ 茅ヶ崎市行谷 2018/10/20
アイノコセンダングサのミニチュア版のような花はハキダメギク(掃溜菊)。
アイノコセンダングサの実
種子(のように見える痩果(そうか))はコセンダングサ同様。
アイノコセンダングサの実 寒川町田端 2018/10/03
アイノコセンダングサの熟した実 寒川町田端 2018/10/03
アイノコセンダングサの熟した実、直径約3cm 寒川町田端 2018/10/03
アイノコセンダングサの種子(に見える痩果)、長さ1.7cm 寒川町田端 2018/10/03
横須賀市・湘南国際村めぐりの森、鎌倉中央公園(田んぼ北側の段々畑)、寒川町田端(西久保橋北側田んぼ内の砂利道路沿いに多数)、茅ヶ崎市芹沢(農地周辺に多い)、茅ケ崎里山公園
参考資料
『神奈川県植物誌2001』 神奈川県植物誌調査会編集 神奈川県立生命の星・地球博物館発行(2001)