シソ目/アゼナ科/ツルウリクサ属 花期/(5月~)7月~12月中旬
学名/Torenia fournieri Linden ex E.Fourn.
外来種改良種
#トレニア 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
園芸栽培される、東南アジアなどを原産とする一年草。和名はハナウリクサ(花瓜草)。トレニアはハナウリクサ属に分類される植物の総称である。厳しい夏の暑さにも耐えて手間いらずで長きに渡って良く花を咲かせてくれるため、鎌倉の寺境内では紫色のトレニアが重宝されてそこかしこで足元を彩っている。こぼれ種で毎年生え出てきているのだろう。スミレ(菫)のような気もするけどなんだか違うもの、がトレニア。茎は地面を這い、(品種によるが)こんもりとした草姿(そうし)となる。横に伸びた茎は地面に接していると、節から発根して根付く。耐陰性がまずまずあるため、明るい日陰でもある程度は咲いてくれるだろう。ホームセンターの園芸コーナーに出回るのは初夏(5月頃)から。鎌倉で花を見かけるようになるのは梅雨明け(7月)以降である。
#トレニア 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
#トレニア 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
#トレニア 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
#トレニア 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
#トレニア 鎌倉市・大巧寺 2016/09/16
#トレニア 鎌倉市・大巧寺 2016/09/16
#トレニア 逗子市池子・逗子ホームせせらぎ 2018/10/25
#トレニア畑 相模原市南区・相模原麻溝公園 2019/08/17
#トレニア畑 相模原市南区・相模原麻溝公園 2019/08/17
#トレニア畑 相模原市南区・相模原麻溝公園 2019/08/17
#トレニア畑 相模原市南区・相模原麻溝公園 2019/08/17
最近の一番人気は、PW(PROVEN WINNERS、プルーブン ウィナーズ)ブランドからスーパートレニアの名前で発売されている’カタリーナ’シリーズ。中でも特に’カタリーナ・ブルーリバー‘が強くて、初心者でも失敗することなく栽培できる。ブルーは園芸用語で、実際の花色は青紫色。斑(ふ、ブロッチ)が入らない、しゅっとした花姿である。ふっくらこんもりした草姿にはならず地面にべったり這うので、広い場所でグラウンドカバーに使うか、ある程度高い所から枝垂れさせるように栽培すると整う。他に、白っぽい紫色の’カタリーナ・アイスリバー‘、ピンク色の’カタリーナ・ピンクリバー‘、の計三品種あり。梅雨の長雨(高温多湿および日照不足)に晒されても大丈夫、真夏の35℃くらいの炎天下でもしっかり育ってたくさん花を付けてくれ、夏花としてこの上ないパフォーマンスを発揮。水切れを起こすと全体的にへなっとしんなりうなだれるので、そうなる前には(真夏は毎日早朝一回、ないし日暮れと合わせて二回)水やりする。神奈川県南部ではおよそ12月中旬、強めの霜が降りたら傷んで終わり。
#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ブルーリバー’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/06/03
#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ブルーリバー’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/06/03
#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ブルーリバー’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/07/28
#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・アイスリバー’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/07/28
#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ピンクリバー’) 茅ヶ崎市浜之郷 2021/07/28
一つの花の命は短いが’カタリーナ’シリーズは次々とたくさんの花を咲かせてくれるため、ニ三日に一度は行う花殻(はながら)摘みは、地獄。三株植えようものなら五百個も片付けてやらないといけなくなるなんていう事態にも。
秋の#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ブルーリバー’か) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08
秋の#トレニア(’スーパートレニア カタリーナ・ブルーリバー’か) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08
近似種ウリクサは里山などに生えている雑草。
#大巧寺、#本覚寺、#光則寺、#極楽寺(※境内撮影禁止)
鎌倉市扇ガ谷・八坂大神(境内に帰化多い)
科目を入れてほしいです。