小鎌切 昆虫/カマキリ目/カマキリ科 出現期/5月~10月 卵の見頃/11月~4月
在来種稀少保護
コカマキリ 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
体長5cm程度の中型のカマキリ。比較的数多く見られるオオカマキリ(大鎌切)に比べれば極小である。体色はふつう薄い焦げ茶色で、緑色の個体は皆無に近いレベルの珍種。ふつうのカマキリは草木の花の近くでチョウ(蝶)などが飛んで来るのを待ち構えているが、本種は地面の上を歩いていることが多い。湘南・鎌倉・三浦半島では希少種なのか、保護色なので人目に付かないだけなのか、見かける機会はさほどない。
コカマキリの卵
石の隙間などに隠すように産み付けられる。
石に産み付けられたコカマキリの卵 茅ヶ崎市浜之郷 2018/11/29
石に産み付けられたコカマキリの卵 茅ヶ崎市浜之郷 2018/11/29
石に産み付けられたコカマキリの卵 茅ヶ崎市浜之郷 2018/11/29
コカマキリの成虫
コカマキリ 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
コカマキリ 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
コカマキリ 鎌倉市・光則寺 2018/09/28
コカマキリ 鎌倉中央公園 2016/10/31
コカマキリは小さいことに加え、前脚に黒やら何やらの独特な模様が入るのが特徴。
コカマキリ 鎌倉中央公園 2016/10/31
コカマキリ 鎌倉中央公園 2016/10/31
ちなみに、日本一小さいカマキリはヒナカマキリで、体長は2cmもない。