大錦草 キントラノオ目/トウダイグサ科/トウダイグサ属 花期/8月中旬~9月
有毒外来種駆除
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/11
中南米などを原産とする一年草。お役所が大規模に造成した河川の土手など、ろくでもない植生になった草地、荒れ地、駐車場、道端などに帰化している。コニシキソウ(小錦草)のごとく地面にへばり付くように生えるのではなく、主たる茎をほぼ直線的に長く伸ばし分岐もしながら、直立とまではいえないやや斜めになりながらもしっかり起立する。ちょっと変わった姿の草なので人目には付きやすいかもしれない。コニシキソウおよびその仲間に比べれば格段に大型。草丈はふつう人の膝(ひざ)くらい。生えている場所柄、刈払いや草刈りされやすく、成長の度合いや花の咲く時期には差異が出そう。名は在来種ニシキソウに因んだもので、元小結の大錦とはもちろん無関係。
オオニシキソウ 茅ヶ崎市西久保 2018/08/23
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/11
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
歩道に生えたオオニシキソウ 小田原市早川・太閤一夜城と長興山史跡巡りコース 2018/08/26
オオニシキソウとコニシキソウ 茅ヶ崎市堤・市民の森駐車場 2019/09/06
オオニシキソウとコニシキソウ 茅ヶ崎市西久保 2018/08/23
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
オオニシキソウとコニシキソウの比較 茅ヶ崎市堤・市民の森駐車場 2019/09/06
トウダイグサ科なので、茎などを傷つけると白色の乳液が出る。この手の汁は触れるとかぶれることがあるので注意したい。べたつく。
オオニシキソウの切断された茎から白色乳液 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
オオニシキソウの花
近くに寄れって見れば、辛うじて肉眼でかわいらしい白色の花弁(のように見える腺体の付属体)が確認できる程度の小さい花。細部までは見えない。
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/11
オオニシキソウ 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/11
オオニシキソウの実
トウダイグサ科なので、花が終わると子房が前方へ突き出て膨らみ、じきにぶらりと下垂する。実は無毛。
オオニシキソウの実 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
オオニシキソウの実 平塚市馬入・相模川土手 2018/08/26
オオニシキソウの実 藤沢市稲荷・引地川沿い 2018/09/12
平塚市馬入・相模川(馬入橋西岸を北に階段を下りた土手、日本特殊塗料東側土手)