シソ目/シソ科/アキギリ属 花期/4月下旬~5月
食用薬用外来種改良種
コモンセージ 横須賀市・くりはま花の国 2017/05/23
セージ(Sage)とはアキギリ属の総称。アキギリ属は学名をサルビアというので、セージとサルビアは同じものを指す。平たくいえば、シソ科で、花穂が大きく、ふつう紫色で、薬用になるものをぜんぶひっくるめてセージという(メドーセージやチェリーセージなど花観賞用に特化し食用にされないセージもある)。風味ある植物全般をハーブ(Herb)と呼ぶので、セージもハーブの一種。花穂が小さいものはラベンダー(Lavender)という。
多品種ある中でもっとも一般的なセージは、コモンセージ(Common Sage、そもそもcommonは”一般的な”の意)という品種。学名からサルビア・オフィシナリス(Salvia officinalis)とも。地中海周辺原産とする多年草、ただし古い茎は木質化する。
コモンセージ 横須賀市・くりはま花の国 2017/05/23
コモンセージの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/05/23
ソーセージ(Sausage)は、牝豚(Sau)と香辛料としてのセージ(Sage)を腸詰にしたものの意、という話も(諸説あり)。
くりはま花の国(ハーブ園、5月上旬~中旬が見頃)