フェイジョア

Feijoa　フトモモ目／フトモモ科／フェイジョア属　花期／6月　結実期／10月下旬～11月上旬
学名／Acca sellowiana (O.Berg) Burret

食用外来種改良種稀少

#フェイジョア　茅ヶ崎市萩園　2022/06/03

園芸栽培される南米原産の常緑低木で、雌雄同株（しゆうどうしゅ）。フェイジョアはグァバ（Guava）に近縁の、外国産の”新しい”フルーツ。ごく稀に民家の庭などで栽培されている。また（強剪定して樹形を壊すと花や実の付きは悪くなると思われるが）生垣に利用されることも。名は人名に因んで付けられたもの。

#フェイジョア　平塚市・花菜ガーデン　2021/01/19

#フェイジョア　平塚市・花菜ガーデン　2021/01/19

#汚すぎるフェイジョア　鎌倉市・大船フラワーセンター　2019/12/28

葉は十字対生。硬めで、トベラ（扉）の若葉のようにも見えるかも。生垣に多用されるトキワマンサク（常磐万作）は互生。表面は光沢あり、つるつる。裏面は毛で覆われているため白っぽく、葉脈が浮き出ていて、イタビカズラ（崖石榴）やヒメイタビ（姫崖石榴）の仲間か何かと思うかも。

#フェイジョアの葉　茅ヶ崎市萩園　2018/10/31

#フェイジョアの葉　茅ヶ崎市・氷室椿庭園　2019/09/19

#フェイジョアの葉裏　茅ヶ崎市・氷室椿庭園　2019/09/19

#フェイジョアの幹（樹皮）　平塚市・花菜ガーデン　2019/12/20

フェイジョアの花

花は鮮やかな赤色と白のコントラストが人目を惹く、とってもかわいらしいもの。フェイジョアは果樹ではあるが、花を観賞するためだけに栽培することだってあり。花付き良好な木が満開を迎えているときは異彩を放つ美しさあり。更に、花弁の部分は食べられる。品種にもよろうが、ほんのりと薄甘酸っぱい。ブラシノキ（ブラシの木）の近縁種なので、そういわれれば赤い蕊の雰囲気がよく似ている。

#フェイジョア　藤沢市・長久保公園　2017/06/19

#フェイジョア　藤沢市・長久保公園　2017/06/19

#フェイジョア　ビーバートザン小田原店　2018/05/26

#フェイジョア　藤沢市・長久保公園　2017/06/19

#フェイジョア　茅ヶ崎市萩園　2022/06/03

#フェイジョアの萼　藤沢市・長久保公園　2017/06/19

#フェイジョアの花のあと　藤沢市・長久保公園　2018/06/26

フェイジョアの実

緑色、のまま変化ないうちぽろりと落果する。食べるには更に香ってくるまで追熟させなければいけないらしい。という面倒があるので一般には流通しない。実の大きさは鶏卵より一回り小さいくらい。

#フェイジョアの実　藤沢市・長久保公園　2017/10/11

#フェイジョアの実　藤沢市・長久保公園　2017/10/11

#フェイジョアの実　藤沢市・長久保公園　2017/10/11

#フェイジョアの実　茅ヶ崎萩園　2018/10/31

#フェイジョアの収穫時の実　茅ヶ崎萩園　2018/10/31

#フェイジョアの収穫時の実　茅ヶ崎萩園　2018/10/31

味は独特。甘く、爽やかで、軽く酸味あり。爽快さの中にやや薬っぽさを感じないでもないが、リンゴ（林檎）味に近いような、爽やかさと酸っぱさ増し増しのパイナップルのようでもあり。品種や、同じ木になった実でも熟し加減で味は違いが結構出るようである。しっかり熟しているととろっとなるが、穫れたてだと未熟なナシ（梨）のようなごつごつざらざらした食感になってしまうかも。

#フェイジョアの落下直後の実を縦に割ったもの　藤沢市辻堂元町　2020/11/27

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