酸い葉 ナデシコ目/タデ科/スイバ属 花期/3月下旬~5月
自生種
スイバの雄花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
田んぼの畔(あぜ)、河川土手、道端などにありふれた大型雑草として生える多年草で、雌雄異株(しゆういしゅ)。葉っぱが酸っぱいのだという。今のご時世ではどこもかしこも犬が小便を引っかけてしまっていて味見はちょっとできそうにない。
スイバ 藤沢市遠藤・慶應義塾大学看護医療学部 2018/04/10
スイバは同属のギシギシ(羊蹄)と混同されやすい。スイバの方がやや小柄で、花期が少し早い。決定的な見分けポイントとして、茎上部の葉が、スイバは茎を抱く、ギシギシには葉柄(ようへい)があり茎を抱かない、という違いあり。茎下部の葉はスイバにも葉柄あり。
ギシギシとスイバ 茅ヶ崎市萩園・小出川土手 2018/04/23
スイバの茎上部の葉 藤沢市・遠藤笹窪谷 2018/04/10
スイバの茎を抱く葉 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
スイバの花
蕾のときと大差ない姿で咲いているため、ぼやぼやしてると花が終わって実になっちゃっていることがある。
スイバの雄花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
スイバの雄花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
雄花は萼がぱかっと開いたら黄色い雄蕊がぶらんと垂れ下がる。のかと思いきや、蕾の段階から膨らんだ葯(やく)が既に露出しちゃっているとかいう変な構造。
スイバの雄花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
スイバの若い雌花 藤沢市・遠藤笹窪谷 2018/04/10
赤いイソギンチャクみたいなやつが雌花。
スイバの雌花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
スイバの雌花 茅ヶ崎市西久保・小出川土手 2018/04/13
スイバの実
いつの間にか、雌花からは想像が付かない姿の実に。
スイバの若い実 茅ヶ崎市萩園・小出川土手 2018/04/23
スイバの若い実 茅ヶ崎市萩園・小出川土手 2018/04/23
スイバの若い実 茅ヶ崎市萩園・小出川土手 2018/04/23