犬升麻 キンポウゲ目/キンポウゲ科/サラシナショウマ属 花期/10月上旬~中旬
学名/ Cimicifuga biternata (Siebold & Zucc.) Miq.
自生種稀少保護
#イヌショウマ 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
ちょっとじめっとした林床に生える多年草。白色ブラシ型の花序が薄暗い林内で怪しく目立つ。薬草として知られるサラシナショウマ(晒菜升麻)に対して役に立たないものの意でイヌが冠されている。草丈は個体差大きく、人の膝(ひざ)下程度(40cm)から腰(90cm)くらいにもなる大型なものまでいろいろ。湘南・鎌倉・三浦半島では丘陵地のハイキングコース沿いなどでちらほら見かけるが、生えている数は多くない。
イヌショウマ 葉山町・逗子市・森戸川源流 2017/10/08
イヌショウマ 鎌倉市・夫婦池公園 2017/10/09
#イヌショウマ(白色矢印) 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
大型な#イヌショウマ 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
イヌショウマの葉 鎌倉市・夫婦池公園 2017/10/09
イヌショウマの葉 葉山町・逗子市・森戸川源流 2017/10/08
#イヌショウマの葉 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
#イヌショウマの葉 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
#イヌショウマの葉 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
#イヌショウマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
丹沢方面で桁違いに葉が大きなイヌショウマらしきものあらばオオバショウマ(大葉升麻)である疑い。
イヌショウマの花
サラシナショウマとイヌショウマはぱっと見そっくりであるが、小花に明瞭な柄があるのかどうかで見分けることができる。サラシナショウマは花序軸から小花柄(しょうかへい)を経て小花が付く。対してイヌショウマの小花には柄(え)がないように見え、軸から直接花が付く。開花時期はイヌショウマの方が早い。花色は(やや黄ばんだ)白。花が希少な場所に生えていることが多いこともあって、小型なクモ(蜘蛛)の巣まみれになり、ハエ(蠅)やらなにやらが多数集合して、見るにちょっと汚らしい状態になってしまっていることがふつう。
イヌショウマ 葉山町・逗子市・森戸川源流 2017/10/08
#イヌショウマ 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
#イヌショウマ 鎌倉市・東慶寺 2020/10/06
イヌショウマ 鎌倉市・夫婦池公園 2017/10/09
イヌショウマ 藤沢市・新林公園 2016/10/01
イヌショウマの小花柄がない小花 逗子市/葉山町・森戸川源流 2017/10/08
ひょろっひょろな#イヌショウマ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/10/06
森戸川源流、神武寺(裏参道)、吉沢川、佐助稲荷神社、#東慶寺、夫婦池公園、新林公園、高麗山公園
#大船フラワーセンター(森の小道)
サラシナショウマは、佐助稲荷神社でも見られましたか。
私が初めてmirusiruさんを見たのは、2011/2/8佐助稲荷神社の初牛祭の拝殿に上がった勇姿でした。
お年寄りが多い中で、若い人(森戸大明神のなかちゃんと同じぐらい?)がいるというのが、印象に残っていました。