ハマボウ

浜朴、黄槿 アオイ目/アオイ科/フヨウ属 花期/7月中旬~8月上旬 結実期/10月~1月

自生種稀少保護

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

ハマボウ 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

ハマボウ 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

海辺に生える落葉低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。神奈川県内では横須賀市・天神島と川崎市・多摩川河口にのみ自生あり。天神島は天神島臨海自然教育園として環境保全されているはずにも関わらず株数が増えていかないのは何故か。公園に植栽されることがある。

岩場に生えてきたハマボウの若い株 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

岩場に生えてきたハマボウの若い株 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

沖縄などの島々にはオオハマボウ(大浜朴)なる近似種あり。地方名のユウナ(右納)として、秋篠宮佳子(かこ)内親王殿下(妹の方)のお印(しるし、象徴的に用いられるもの)になっている。

ハマボウフウ(浜防風)ハマゴウ(浜栲)と名前が紛らわしいが、まったくの別種。

ハマボウの花

明るい黄色の花を咲かせる(広い意味での)ハイビスカスの一種で、南国情緒を醸し出す。一日花らしいので、見頃は7月中旬から下旬にかけての午前中。花は一気に満開しその後は打って変わってにわかに花数が減るので注意したい。

ハマボウ 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

ハマボウ 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

花が似るものに、フヨウ(芙蓉)、ワタ(綿)、オクラ(秋葵)トロロアオイ(黄蜀葵)などがある。

ハマボウの実

ハマボウの実 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2016/10/23

ハマボウの実 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2016/10/23

ハマボウの実 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2016/10/23

ハマボウの実 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2016/10/23

中にはコーヒー豆のような種子が入っている。

ハマボウの完熟した実 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/01/20

#ハマボウの完熟した実 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/01/20


横浜市金沢区・#海の公園

天神島臨海自然教育園(かつては県内唯一の自生地で北限とされていた)

#横須賀市自然・人文博物館、#観音崎公園(フィールドレンジャーステイション前)、#大巧寺(ムベ(郁子)棚隣など)、#鎌倉海浜公園由比ガ浜地区(西端に7本)、#氷室椿庭園(1本)、#柳島しおさい公園(若木)

静岡県下田市・大賀茂川ボードウォーク(自生の群落500株)

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

『神奈川県植物誌2001』 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館発行(2001)

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