アメリカデイゴ

亜米利加梯梧 マメ目/マメ科/デイゴ属 花期/6月中旬~7月中旬

外来種改良種

マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

#マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

南米原産の落葉低木ないし小高木。和名カイコウズ(海紅豆)。情熱的な深紅の花弁が夏を迎えた澄み渡る青空に映えるだろう。南国ムードを漂わせるため、湘南・鎌倉・三浦半島では沿岸地域によく植樹されている。街路樹に植えられたものは強剪定を食らってむごたらしい樹形を晒すばかりで花付き不良。幹は結構太くなり枝は横に大きく伸ばすため、場所を取る、交通や電線等の邪魔にもなる。だだっ広い公園など、植える場所を考えないと後々面倒なことになる木である。

アメリカデイゴ 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

#アメリカデイゴ 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

アメリカデイゴの葉 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

#アメリカデイゴの葉 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

葉裏の主脈や葉柄には硬い棘(とげ)がある。

アメリカデイゴの葉裏の棘(矢印) 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

#アメリカデイゴの葉裏の棘(矢印) 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

アメリカデイゴの園芸種で葉が丸っこいものはマルバデイゴ(丸葉梯梧)という。

マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

#マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

#マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

#マルバデイゴ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

マルバデイゴの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

#マルバデイゴの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/06/09

※本項では樹名板あるものについてはそれに従った。公園レベルではアメリカデイゴとマルバデイゴは綿密には区別されていない印象。

THE BOOM(ザ・ブーム)がヒット曲「島唄」で”でいごの花が咲き、風を呼び、嵐が来た”と歌ったデイゴは近似の別種で、沖縄県の県花に指定されている。このデイゴは湘南・鎌倉・三浦半島ではまったく見ない。


#鎌倉海浜公園坂ノ下地区、#大船フラワーセンター(マルバデイゴ)、#長久保公園

#JR茅ヶ崎駅南口ロータリー(強剪定)、平塚市花水台・#西海岸商店街(西海岸マリンロード商店街)街路樹(強剪定)

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