マツヨイグサ

待宵草 フトモモ目/アカバナ科/マツヨイグサ属 花期/5~7月(、10月下旬~11月) 結実期/6月~8月(、11月~12月)

薬用外来種駆除稀少

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 17:01

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 (16:34日の入)17:01

南米原産という一年草(越年草)。江戸時代に日本へ入って帰化し広範囲に繁茂(はんも)したらしいが、現在は近似種のメマツヨイグサ(雌待宵草)に圧迫されて湘南・鎌倉・三浦半島では息も絶え絶え。※本項掲載の写真は秋咲きしたもの。株全体がやや小振りでひょろって倒れかけが多い、葉が小さい、花弁がぱっときれいに開かずしわしわしている、などの様子は寒さに起因するものかもしれない。

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 17:05

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 (16:34日の入)17:05

マツヨイグサの特徴


1)草丈はメマツヨイグサより低い。
2)葉はメマツヨイグサよりやや小さめで、やや細め。
3)葉表の主脈は白色。
4)葉柄(ようへい)はない(ように見える)。
5)茎は赤みを帯びることが多い。
6)花はメマツヨイグサよりすこし大きめ。
7)咲き終わってしぼんだ花は赤く(朱色っぽく)染まる。
8)実は熟すと先端からよく裂開し、裂片は反り返りもする。

葉は、メマツヨイグサに比べて細いと感じるもの。主脈は、メマツヨイグサはうっすら赤色に染まるが、マツヨイグサは白色。葉柄(ようへい)はない(ように感じられる)。

マツヨイグサの茎上部の葉、葉身4.5cm 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの茎上部の葉、葉身4.5cm 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサといった場合、メマツヨイグサ、コマツヨイグサ(小待宵草)オオマツヨイグサ(大待宵草)などを含めた総称として使われることがある。マツヨイグサの仲間はツキミソウ(月見草)と呼ばれることも。ただし正確な品種名としてのツキミソウは同属の別種で花色は白。

マツヨイグサの仲間の見分け方

まず明確な特徴あるコマツヨイグサかどうかを判定。次に花が異様に大きければオオマツヨイグサを疑い、茎の様子で確認。最後に、葉の様子からメマツヨイグサとマツヨイグサを見分ける。


コマツヨイグサ

海辺の地域によく生えるが、内陸にもふつうにある。背丈は低く地面にへばり付くような形で生え、地面近くで咲く。長く成長した茎は倒れる。

オオマツヨイグサ

花が大きい。茎に赤色の点々あり。

マツヨイグサ

葉の主脈は白色。しぼんだ花は赤みを帯びる。

メマツヨイグサ

これといった特徴なし。基本的に上記以外すべて。葉の主脈がやや赤みを帯びる。至る所に大量に生えている背高なやつはほぼぜんぶが本種とみてよい。

マツヨイグサの花

マツヨイグサの仲間に共通して、花は日没の頃から咲き始め、朝にしぼむ。花色も、共通して明るい黄色。雌蕊が四裂し、よく目立つ十字形をしている。一日花らしい。初夏咲きするのが基本のようだが、(例外的な狂い咲きではなく)秋咲きすることも。

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 16:55

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18 (16:34日の入)16:55

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18

マツヨイグサ 茅ヶ崎市萩園 2018/11/18

マツヨイグサの咲き終わり 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの咲き終わり 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの咲き終わって赤く染まった花殻 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの咲き終わって赤く染まった花殻 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの咲き終わり 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21 12:49

マツヨイグサの咲き終わり 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21 12:49

マツヨイグサの実

熟して乾燥するとよく裂開する。

マツヨイグサの未熟な実 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの未熟な実 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの熟して裂開し始めた実 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの熟して裂開し始めた実 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの熟して裂開した実とこぼれ出る種子 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21

マツヨイグサの熟して裂開した実とこぼれ出る種子 茅ヶ崎市萩園 2018/11/21


鎌倉市七里ガ浜(江ノ電沿線、アスファルト舗装で滅失)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする