スミレ(ホンスミレ)

菫 キントラノオ目/スミレ科/スミレ属 花期/3月下旬~4月 閉鎖花花期・結実期/~11月上旬
学名/Viola mandshurica W.Becker var. mandshurica

自生種稀少保護

スミレ(ホンスミレ) 茅ヶ崎市浜之郷 2020/04/05

#スミレ(ホンスミレ) 茅ヶ崎市浜之郷 2020/04/05

本頁でいうは総称としてのスミレではなく一品種名としての狭義のスミレ。俗称ホンスミレ(本菫)。学名からマンジュリカ(Mandshurica)とも。場所を問わず生える多年草で、最も身近なところでは市街地のアスファルトの割れ目などに人知れず咲いていることがある。神奈川県内でも広く分布する普通種だったようだが、そういわれる割にはどうも見かけない。数を減らしているのではないか。

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2019/11/09

#スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2019/11/09

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

#スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/03/28

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/03/28

葉はハート形ではなく、細長めの箆(へら)形のように見える形状。葉柄にしっかりとした翼(よく)がある。

スミレ(ホンスミレ)の葉 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

#スミレ(ホンスミレ)の葉 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

スミレ(ホンスミレ)の葉裏 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

#スミレ(ホンスミレ)の葉裏 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/14

スミレ(ホンスミレ)の花

花はタチツボスミレ(立坪菫)より濃い紫色。

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/12

#スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2020/04/12

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2019/11/08

#スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷産 2019/11/08

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/04/02

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/04/02

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/04/02

スミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町・比企ガ谷 2017/04/02

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か 茅ヶ崎市・茅ヶ崎同盟教会 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か 茅ヶ崎市・茅ヶ崎同盟教会 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か 茅ヶ崎市・茅ヶ崎同盟教会 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か 茅ヶ崎市・茅ヶ崎同盟教会 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の園芸種か(葉はホンスミレ形) 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/04/03

スミレ(ホンスミレ)の閉鎖花とその実

スミレ(ホンスミレ)は無茎種(むけいしゅ)なので、春と夏で姿はさほど違わない。夏から秋のはじめにかけて、花弁をぱっと広げない閉鎖花とその実を次々と作って種子を大量に播き散らし続ける。

閉鎖花の実をたくさん作っているスミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町 2019/10/03

閉鎖花の実をたくさん作っているスミレ(ホンスミレ) 鎌倉市大町 2019/10/03


鎌倉市・比企ガ谷、#東慶寺、#海蔵寺

茅ヶ崎市東海岸南・茅ヶ崎同盟教会(駐車場にホンスミレに近い姿の園芸種らしきもの逸出しかけ、花色赤紫・基部白すぎ・距短すぎ)、大磯町黒岩・レイクウッドゴルフクラブ

『スミレ(ホンスミレ)』へのコメント

  1. 石川忠夫 投稿日:2022/03/15(火) 12:04:37 ID:95bf60fd4 返信

    50年前頃からスミレに溺れれていました。特に紫のマンジュリカは大好きです。アパートのベランダではスミレが増え数個の鉢一杯になりました。その後、40年近く、一軒家に移ってからは、毎年スミレを購入しています。庭には移植しても1年しかもちません。しかし、家の前の道路のアスファルトの割れ目からは綺麗なスミレが咲きます。繊細ですね。写真をみて若い頃を思い出しました。ありがとうございます。

    • mirusiru.jp 投稿日:2022/03/15(火) 19:05:06 ID:149e8aa72 返信

      石川さん、こんばんは、

      スミレの仲間、今春、うちでも十鉢以上が駄目になりました。毎年そんな感じです。冬は寒さで駄目になり、冬を越してさあこれからだってときに初春になぜか駄目になり、春に成長し始めたので軽く肥料や水やりを増やしてやれば駄目になり、梅雨では腐って駄目になり、夏は暑くて駄目になり、秋は体力を使い果たして駄目になり、みたいなことを毎年懲りずに繰り返しています。水をやれば腐り、水を控えれば水切れでしおれます。何なんでしょうか。でも育つものはすくすく巨大株に成長して種子製造機と化します。愛情を注げば駄目になりますが、知らないうちに逸出した株が道端で花をたくさん咲かせています。愛と見返りについて、毎年考えさせられています。なんともかわいらしい、ひねくれものたちですよね。ほんとに世話が焼けます。が、世話していないところでよく咲くんです。ほんとに。はぁぁ。。

  2. 里山ライフ 投稿日:2020/04/08(水) 21:08:32 ID:9174e64aa 返信

    日当たり抜群で乾燥気味なところに出現し、
    わずかな隙間や根を張れないような場所であっても旺盛に生育するほどの「たくましさ」を感じる野草です。
    容姿が端麗で好ましく、強健そうなので、幾度か移植や播種の経験があります。
    けれども、活着したように見えても、発芽しても、そのうちに跡形もなく消滅してしまいました。

    剛健そうな印象とは違って、
    生育環境には「かなりナイーブ」で、野生種としての本質的な儚さをみせます。
    せっかくの存在なので、無為自然に見守ることにしました。

    • mirusiru.jp 投稿日:2022/03/15(火) 18:44:52 ID:149e8aa72 返信

      その辺に雑草として生えているくせに、栽培すると育たない、という”スミレあるある”、何とかなんないものですかねぇ。