キノクニスズカケ

紀国鈴懸 シソ目/オオバコ科/クガイソウ属 花期/8月~10月上旬
Veronicastrum tagawae (Ohwi) T.Yamaz.

稀少

環境省レッドリスト「絶滅危惧II類(VU)」

キノクニスズカケの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

#キノクニスズカケの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

直射日光の当たらない林床に生える、常緑の多年草。紀伊国(和歌山県)南部だけに自生がある日本固有種。近似種に、西日本および中国(China)に自生があるとかいうスズカケソウ(鈴懸草)、四国・九州および中国(China)に自生するトラノオスズカケ(虎の尾鈴懸)、沖縄・奄美にのみ自生する日本固有種リュウキュウスズカケ(琉球鈴懸)、平成21年(2009)千葉県いすみ市で発見された新種で日本固有種イスミスズカケ(いすみ鈴懸)、がある。本種を含めたこれら計五種は、いずれも自生地が極めて限定された希少種である。神奈川県内に自生なし。植物園で栽培されているものが希にある程度ではないか。茎は分岐しない一本が斜上してしなる(倒れて這う)ので、ひょろひょろなホトトギス(杜鵑草)といった感じの姿になる。

キノクニスズカケ(濃い緑、明るい緑はキイジョウロウホトトギス) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

#キノクニスズカケ(濃い緑、明るい緑は#キイジョウロウホトトギス) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中のキノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中の#キノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中のキノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中の#キノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中のキノクニスズカケのサイズ感 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中の#キノクニスズカケのサイズ感 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中のキノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

開花中の#キノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

降霜前のキノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

降霜前の#キノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2025/12/16

真冬でも落葉しないキノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2026/01/23

真冬でも落葉しない#キノクニスズカケ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2026/01/23

葉は互生で、表面に光沢あり。

キノクニスズカケの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

#キノクニスズカケの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

鈴をぶら下げたような実ができるスズカケノキ(鈴懸の木、プラタナス)の仲間は、名前がかぶっているだけで、まったくの別種。

キノクニスズカケの花

花序は円錐形で、白色。自生地の写真を見るとやや縦長な円錐形のものを見るが、大船フラワーセンターの花序は、チョコレート菓子のアポロ(明治、旧明治製菓)形。

キノクニスズカケの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15

#キノクニスズカケの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2024/08/15


東京都港区白金台・目黒・#国立科学博物館附属自然教育園(平成19年(2007)園内再発見のトラノオスズカケ)

#大船フラワーセンター(もみじ山の旧第二展示場向かい、名札あり)

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

『日本の固有植物』 加藤雅啓・海老原淳編 東海大学出版会発行(2011)

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