トキワマンサク

常磐万作 ユキノシタ目/マンサク科/トキワマンサク属 花期/3月末~4月中旬
学名/Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv.

外来種

トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

主に中国(China)南部を原産とする常緑の高木。園芸植物として日本国内で広く流通しており、ピンク花を咲かせる変種ベニバナトキワマンサク(紅花常磐万作)と共に生垣などに多用されている。その場合はよく刈り込まれて管理され、人の背丈くらいしかない低木の状態を維持しているだろう。園芸業界ではピンク花の方を単にトキワマンサクと略称してしまうことも多いので注意が必要。

トキワマンサクの生垣(紫葉はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの生垣(紫葉はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの生垣(ピンク花はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサクの生垣(ピンク花はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

トキワマンサクの生垣(ピンク花はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサクの生垣(ピンク花はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

刈り込まずに長い年月放っておくと、えげつない大きな木に成長する。

トキワマンサクの高木(中央の枝垂れ気味) 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

#トキワマンサクの高木(中央の枝垂れ気味) 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

葉は互生、軟らかめで、若い枝も含めて細かい毛が多いので触るとざらざら。葉身は左右非対称で、基部は左右でずれる。色は明るい緑色。赤紫色に染まるのはベニバナトキワマンサク。葉が小さめで、葉裏はちょっと白っぽく、脈がよく浮き上がって見える、という点でちょっとフェイジョアの葉と紛らわしいが、フェイジョアは対生で硬い。ベニバナトキワマンサク同様、強い刈り込みに強い。名の常盤(ときわ)は常緑の意。

トキワマンサクの葉(赤葉はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2018/08/11

#トキワマンサクの葉(赤葉はベニバナトキワマンサク) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2018/08/11

トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの葉裏 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの葉裏 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの葉裏 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの葉裏 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの幹(樹皮) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

#トキワマンサクの幹(樹皮) 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/12/15

トキワマンサクの高木の幹(樹皮) 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

#トキワマンサクの高木の幹(樹皮) 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24

トキワマンサクは、かつては日本国内にも自生する植物とされていた。自生地は、静岡県湖西市(こさい し)神座(かんざ)地区、三重県伊勢市にある神宮(通称伊勢神宮)の宮域林(きゅういきりん)、熊本県荒尾市の小岱山(しょうだいさん)、の三ヶ所で、自生個体は合計100本程度あった。これらについて京都大学の研究者が平成21年(2009)から遺伝子解析(DNA検査)を行ったところ、遺伝的多様性が認められなかったため、野生で生えていたものではなく、中国(China)から持ち込んだものを人が挿し木で増やして植栽したものと考えるのが妥当と判断されるに至った。環境省レッドリストで「絶滅危惧IB類(EN)」に挙げられていたが、これを受けて令和7年(2025)発表の第5次環境省レッドリストからは除外(不掲載)。各県のレッドリストからも除外されていくものと考えられる。自生種としての発見は昭和6年(1931)が最初(出典/三重県・歴史の情報蔵)ということから文化的な価値もそこまで高くはなさそうなので、県や市指定の天然記念物も解除されるものと思われる。
じつは植物の由緒は不明なものが多いため、”なぜかはわからないが本来の自生地から遠く離れた妙なところに生えている”植物が自生(野生)と考えられているものも少なくない。自生(野生)と位置付けた方が発見者や発表者の地位(ステータス)向上に繋がるせいかもしれない。

トキワマンサクの花

純白ではなく緑がかった淡い黄色の花を付ける。ふつう四枚の細い花弁を付けた小花が複数個集合して、一個の花序を形成している。かわいらしい花ではあるのだけれど、花弁は春によく吹く暴風で咲いたとたんにすぐ傷み、白系の花なので茶色く汚れた部分が残念なことにとても目立ってしまう。花期はベニバナトキワマンサクよりほんのわずかに遅い。

トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2018/04/13

#トキワマンサク 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2018/04/13

開花中に葉を落とす習性がある模様。ベニバナトキワマンサクの方は変色しても目立たないのだが、本種はあからさまに黄葉するので少々見栄えを害する。

トキワマンサクの開花中の黄葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

#トキワマンサクの開花中の黄葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2021/04/07

トキワマンサクとベニバナトキワマンサクが交配されたと思われる園芸種があり、葉や花は両者の中間的な性質を示す。花色は、トキワマンサクの白、白にピンクの絞り、白と薄ピンク混在、薄ピンク、ベニバナトキワマンサクの濃いピンクが、花ごとに現れる。ゲンペイトキワマンサク(源平常磐万作)、サキワケトキワマンサク(咲き分け常磐万作)、花吹雪、金爛、などの名前が付けられている。

ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03

#ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03

ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03

#ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03

ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03

#ゲンペイトキワマンサク 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/04/03


東京都文京区・#小石川植物園(高木)、横浜市西区・#横浜イングリッシュガーデン(ゲンペイ)

#長谷寺

#大船フラワーセンター(花の築山のハナショウブ園寄り、ボタン園の玉縄中学校側=ゲンペイも)、#鶴嶺東コミュニティセンター(ベニバナトキワマンサクと混生させた生垣)

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