島百日紅 フトモモ目/ミソハギ科/サルスベリ属 花期/6月下旬~7月中旬
学名/Lagerstroemia subcostata Koehne
外来種改良種稀少
環境省レッドリスト2018「準絶滅危惧(NT)」
#シマサルスベリ 茅ヶ崎市東海岸南・ウェリス茅ヶ崎東海岸南 2018/07/02
中国や台湾、日本では南西諸島(鹿児島~台湾間にある沖縄諸島などの諸島群)に自生するサルスベリの仲間で、落葉高木(の園芸種)。サルスベリは枝がうねるように横に広がるが、シマサルスベリの樹形はふつうに上へ上へと伸びるもの。より高木になる。神奈川県内では今のところ希に公園などに植えられている程度ながら、サルスベリよりも場所を取らないためサルスベリの代用木として(新築マンションの植え込みなどでも)見かける機会は増えて行くかもしれない。鹿児島県南方の屋久島などに自生があるヤクシマサルスベリ(屋久島百日紅)はシマサルスベリの変種に位置付けられている。サルスベリを悩ませていたうどん粉病に強いらしく、新しい園芸品種の交配親にも使われる。※本頁では両者を分けずシマサルスベリとして掲載する。
満開の#シマサルスベリ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2024/06/27
満開の#シマサルスベリ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2024/06/27
満開の#シマサルスベリ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2024/06/27
#シマサルスベリの樹形 平塚市・花菜ガーデン 2017/12/07
#シマサルスベリの樹形 東京都文京区・小石川植物園 2020/01/21
シマサルスベリの葉には、サルスベリとは違って短いながら葉柄(ようへい)あり。葉先はやや尾状(びじょう)に伸びる。
#シマサルスベリの葉 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/07/29
#シマサルスベリの葉 茅ヶ崎市東海岸南・ウェリス茅ヶ崎東海岸南 2018/07/02
#シマサルスベリの葉裏 茅ヶ崎市東海岸南・ウェリス茅ヶ崎東海岸南 2018/07/02
#シマサルスベリの葉裏と葉柄(矢印) 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/07/29
サルスベリとシマサルスベリが交配させられた園芸品種もある。コサルスベリ(小百日紅)という。
シマサルスベリの花
花色は本来は白。サルスベリより明らかに早咲きなので注意したい。
#シマサルスベリ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2018/06/17
#シマサルスベリ 茅ヶ崎市東海岸南 2018/07/02
#シマサルスベリ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2024/06/27
シマサルスベリの実
#シマサルスベリの実 平塚市・花菜ガーデン 2017/12/07
東京都文京区・#小石川植物園(高木)、横浜市金沢区・#長浜公園、横浜市金沢区・#金沢自然公園(バーベキュー広場に1本、樹名板あり)
#花菜ガーデン(尾根見の池の水路南側、変種ヤクシマサルスベリも、共に樹名板あり)
#茅ヶ崎公園体験学習センター(若木で花なし)
厚木市・#神奈川県自然環境保全センター(大樹)