Pansy キントラノオ目/スミレ科/スミレ属 花期/(10月中旬~)11月下旬~5月上旬
学名/Viola × wittrockiana Hort. ex Gams
有毒外来種改良種
#パンジー 平塚市博物館 2018/11/25
日当たりの良い花壇などで園芸栽培される、ヨーロッパなどを原産とする(日本では)一年草(越年草)、の高度に交配された園芸品種群の総称。平たく言うと、外国産スミレ(菫)の園芸種のことで、花が大きなものがパンジー、小振りなものはビオラ(Viola)と呼び分けられている。両者はクジラ(鯨)とイルカ(海豚)の関係と同じで明確に線引きできるものではなく、花径5cmをおよその基準に、花が大きめならパンジー、小さめならビオラ、となんとなく呼び分けているだけに過ぎない。どちらとも判断しがたい中間的な大きさの花もあって困ってしまうが、迷ったらビオラと呼んでおけば良い。従って、両者はパンジー/ビオラとセットで語られることが多く、略してパンビオなどと呼ばれることも。小輪(しょうりん)・中輪のパンジーはミニパンジーと呼ぶ向きも。花期や栽培方法は同じ。共に寒さに強いため、日本では初秋から(暖かいうちに苗を植えると間延びしてしまうため、買うのは本当は11月が良い)ホームセンターの園芸コーナーなどで多種多様な園芸品種が大量に販売され、真冬を彩る貴重な花としてたいへん高い人気を維持している。昭和時代(-1989)はパンジーの方が花が大きく見栄えがするので断然優勢で、ビオラは花が小さくてつまらないなどとあまりぱっとしない感じではあったのだが、今は何でも小さいものの方が好まれ、また品種改良も進んだことも関係してか、圧倒的にビオラの方が優勢な状態にはなっている。咲く花の数もビオラが勝る。花持ちもビオラが勝ち。パンジーの強みは、やはり花の大きさだろう。共に日本の真夏の暑さには耐えられないため、一年草の扱い。初冬に植えて、冬の間に花を楽しんで、春暖かくなってきたらお終い。公園の花壇によく植えられる。
#パンジーの花壇 藤沢市・長久保公園 2019/01/22
遠目に見ればきれいな#パンジーのコンテナ植え 横浜市金沢区・金沢自然公園 2020/12/15
#パンジーが植えられた花壇 相模原市南区・相模原麻溝公園 2020/12/08
花壇に植えられた#パンジー 相模原市南区・相模原麻溝公園 2020/12/08
花壇に植えられた#パンジー 相模原市南区・相模原麻溝公園 2020/12/08
#パンジーがたくさん植えられた傾斜地の花壇 相模原市南区・相模原麻溝公園 2020/12/08
#パンジーの葉 平塚市博物館 2018/11/25
冬の花壇に植えられる雰囲気が似たものにプリムラ・ジュリアンがある。
パンジーの花
#パンジー 平塚市・花菜ガーデン 2018/12/07
#パンジー 平塚市・花菜ガーデン 2018/12/07
#パンジー 横須賀市・くりはま花の国 2018/02/08
#パンジー 藤沢市・江の島 2018/12/19
#パンジー 藤沢市・長久保公園 2019/01/22
#パンジー 藤沢市・長久保公園 2019/01/22
#パンジー 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/02/07
#パンジー 鎌倉市・大巧寺 2017/02/25
肉眼では黒色に見える(濃い紫色の)#パンジー 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/01/10
#パンジー 藤沢市・長久保公園 2020/11/26
花を次々と咲かせたいなら、手間を惜しまず咲き終わった花殻(はながら)をこまめに摘み取ること。公園にありがちな、植えるときだけお金(税金)をたくさん投じてせっせと植えてはみたがあとは手入れしないで放ったらかし、では、汚らしいだけ。また、水やりする際に花には水をかけないこと。公園みたいにハス口の付いたじょうろで上から雑に水をびちゃびちゃひっかけてしまえば、特に冷え込む夜間に花が傷んで見苦しくなるだけ。
手入れされていない#パンジー 藤沢市・長久保公園 2016/12/21
#パンジーの花殻を摘まない、水を上からびちゃびちゃかけちゃう、地獄の花壇 相模原市・相模原麻溝公園 2020/12/08
#パンジーの花殻を摘まない、水を上からびちゃびちゃかけちゃう、地獄の花壇 相模原市・相模原麻溝公園 2020/12/08