モモ(ハナモモ)

桃 バラ目/バラ科/モモ属 花期/2月下旬~4月中旬 見頃/3月下旬~4月上旬 結実期/6月中旬~7月
学名/Amygdalus persica L.

食用改良種

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

園芸栽培される、中国原産の落葉小高木。果実を食用にするミモモ(実桃、実モモ)と分けて、花を観賞するためだけに特化され品種改良されたものをハナモモ(花桃、花モモ)と呼ぶことがある。公園などに植栽されているモモはいずれもハナモモである。英名ピーチ・ツリー(Peach Tree)。

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

3月中旬に’矢口’などの早咲き品種が、4月上旬に’照手’シリーズ、4月中旬に遅咲きの’源平’(紅白咲き分け)が開花する。

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモの葉 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

#ハナモモの葉 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

ハナモモの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

#ハナモモの葉 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

ハナモモの幹 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

#ハナモモの幹 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

モモの花

早いところでは二月のうちから開花を始めるが、八重咲きの品種を中心に見頃は三月下旬からでソメイヨシノ(染井吉野)とほぼ同時期。世間の注目はソメイヨシノただ一点に集中しているため、モモを見分けて楽しめるのは花好きな人限定の興となる。花色は純白から桃色、ぎとぎとした濃紅のものまで様々見られる。各色混在に咲き分ける品種も。

ハナモモ('矢口') 平塚市・花菜ガーデン 2017/02/27

#ハナモモ(’矢口’) 平塚市・花菜ガーデン 2017/02/27

ハナモモ('寒白') 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

#ハナモモ(’寒白’) 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

ハナモモ('矢口') 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

#ハナモモ(’矢口’) 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

モモの花は、ウメ(梅)同様に花柄(かへい)がない(ように見えるほど短い)ため枝に直接付いて咲く。モモが最盛期を迎える3月下旬ともなればふつうウメはもう花が終わっているので見紛うことはあるまい。なおウメの花弁は明らかに丸っこく、モモの花は丸っこいという印象は受けない(花弁先端が尖るとよくいわれるが、明瞭に尖るわけではない)。ハナモモと呼ばれるだけあって花は明らかに大きくて見栄えがする。

ハナモモ('矢口')の萼 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

#ハナモモ(’矢口’)の萼 平塚市・花菜ガーデン 2017/03/16

モモは開花中から、少し展開しかけている葉芽を枝先などに伴う。

ハナモモ、枝先などに葉芽を伴う 茅ヶ崎市浜之郷 2020/03/06

#ハナモモ、枝先などに葉芽を伴う 茅ヶ崎市浜之郷 2020/03/06

ハナモモ、枝先などに葉芽を伴う 茅ヶ崎市浜之郷 2020/03/06

#ハナモモ、枝先などに葉芽を伴う 茅ヶ崎市浜之郷 2020/03/06

枝が火炎のように上へ上へと伸びてゆく箒性(ほうきせい)のハナモモは”照手(てるて)”シリーズ(照手桃、照手白、照手紅、照手姫)といい、神奈川県農業技術センター(平塚市)が20年かけて開発育成した品種。県内の公園で見かけることがあるだろう。台風に煽られるとやや傾いてしまうため支柱を要する。

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2012/04/13

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2012/04/13

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

#ハナモモ(照手シリーズ) 茅ケ崎里山公園 2018/03/28

鎌倉にモモの名所は多くない。対して、農地や旧家が残るいわゆる里山の方面へ足を運べば八重のハナモモがサクラを押しのけて見事に華やいでいる。

ハナモモ(向かって右側民家、左はシダレザクラ) 鎌倉市・荏柄天神社 2017/04/14

#ハナモモ(向かって右側民家、左はシダレザクラ) 鎌倉市・荏柄天神社 2017/04/14

ハナモモ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

#ハナモモ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

ハナモモ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

#ハナモモ 鎌倉市・東慶寺 2017/03/25

モモの花観賞の最大の難点は天候。青空が広がって日が差していればきれいに華やいで楽しめるものの、いかんせんこの時期はぱっとしない曇天が多い。背景となる空は雲で白く、日照もなければ陰って映えない。

モモの実

ハナモモの果実は小さく硬いか結実しないため食用にはならない。無理して食べても”えぐみ”に襲われるだけでじつに不味いものである。食用のモモが栽培されているとしたら農家が所有する果樹園に限られる(民家の庭にも一本だけ植えられていることがないでもない)だろうが、実には(強すぎる日光や風雨、カメムシなどの害虫から)保護をするための袋掛けが行われているはずなので人目に触れるものでない。もとより収穫するつもりのないやや小振りな実を民家の庭先で見かけることがごく希にあるのみか。

ハナモモの未熟な青い実 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

#ハナモモの未熟な青い実 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

花の頃には確かになかったはずの柄(え)が、結実期には若干伸びてしっかり視認できる長さに。ときに果柄(かへい)は5mm以上にも。

ハナモモの果柄が長い実 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

#ハナモモの果柄が長い実 茅ヶ崎市・鶴嶺東コミュニティセンター 2020/06/10

ハナモモの未熟な実 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

#ハナモモの未熟な実 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

ハナモモの未熟な実、これ以上大きくはならない 茅ケ崎里山公園 2018/06/19

#ハナモモの未熟な実、これ以上大きくはならない 茅ケ崎里山公園 2018/06/19


横浜市金沢区・#称名寺(赤門裏に源平枝垂れ若木)、横浜市青葉区元石川町・#花桃の丘

#安国論寺(本堂前向って右に紅白咲分け八重咲きの源平枝垂れ、本堂左にも)、#東慶寺(看門(拝観受付)真裏の色濃い赤)、鎌倉市坂ノ下・#御霊神社(江ノ電沿線に白、社殿向かって左右奥に緋=右奥は平成26年(2014)積雪のためか伐採)、#青蓮寺(源平枝垂れ)、茅ヶ崎市甘沼・#成就院(照手)

#見桃寺(桃の御所)、#逗子市郷土資料館(3月中旬、平成30年度(2018)財政を理由に閉館・来年度以降未定)、#十二所果樹園(極めて早咲き、少ない)、#鎌倉中央公園(炭焼き体験施設前の大樹)、#大船フラワーセンター、#霊光寺(山門脇、平成26年(2014)樹形劣化)、#茅ケ崎里山公園(メインエントランス西側に照手)、茅ヶ崎行谷(なめがや)・#宝蔵寺、#花菜ガーデン(早咲きの矢口・寒白、照手)

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モモ(ミモモ)