コデマリ

小手毬　バラ目／バラ科／シモツケ属　花期／4月下旬～5月上旬　結実期／7月～9月

#コデマリ　横浜市南区・こども植物園　2017/04/28

園芸栽培される中国原産の落葉低木で、雌雄同株（しゆうどうしゅ）。樹形はやや小柄なユキヤナギ（雪柳）のようで、細い枝を長く伸ばしてしなる。民家の庭、公園、鎌倉などの寺境内に植栽されているものをちょくちょく見かけることがあるだろう。なおヤブデマリ（藪手毬）やオオデマリ（大手毬）と花期・花色は重なるため併せて覚えておきたいが、まったくの別種である。

#コデマリ　横浜市金沢区・金沢自然公園　2017/04/29

#コデマリ　横浜市金沢区・金沢自然公園　2017/04/29

#コデマリの葉　茅ヶ崎市下町屋・小出川沿い　2018/04/12

コデマリの花

きれいな白色の小花が集合して玉のような形状（これが手毬に見立てられた）を作る。うっかりするとランタナの仲間か何かかと勘違いしてしまいそう。小花はウメ（梅）っぽい。

#コデマリ　茅ヶ崎市下町屋・小出川沿い　2018/04/12

#コデマリ　茅ヶ崎市下町屋・小出川沿い　2018/04/12

#コデマリ　茅ヶ崎市浜之郷　2018/04/13

#コデマリ　横浜市金沢区・金沢自然公園　2017/04/29

#コデマリ　鎌倉市・円覚寺（えんがくじ）　2018/04/22

花弁の間に隙間があればピラカンサの可能性。葉の形状が異なる。同属のトサシモツケ（土佐下野）、イワガサ（岩傘）はもっと紛らわしいが、これらも葉が違う。あとの二種は庭木に好まれるというが、西国に自生があるものゆえか神奈川県内でなかなか見かけないのでは。

コデマリの実

地味。冬まで残る。

#コデマリの実　茅ヶ崎市下町屋・小出川　2018/08/05

#コデマリの実　茅ヶ崎市下町屋・小出川　2018/08/05

#コデマリの実　茅ヶ崎市下町屋・小出川　2018/08/05