畑韮 クサスギカズラ目/ヒガンバナ科/ハタケニラ属 花期/4月下旬~5月 結実期/5月末~6月
学名/Nothoscordum gracile (Aiton) Stearn
外来種駆除
ハタケニラ 鎌倉市・若宮大路・「鎌倉駅入口」交差点 2018/04/22
北米原産の多年草。道端や畑の周辺に勝手に生えてくる帰化植物で、生命力が強いため迷惑雑草として嫌われている。なんとなく姿が畑で栽培されるニラに似るが、ハタケニラは食用のニラではない。決して”畑で栽培されているニラ”がハタケニラではないので誤解なきよう。ハタケニラはややこしい名前が付けられてしまっているだけの雑草で、食べられない。外来種で用途もないので、どんどん引っこ抜いて駆除してしまいたい。花期的にはノビル(野蒜)と混同しやすいか。
ハタケニラの群生 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17
ハタケニラの群生 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17
ハタケニラの群生 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17
ハタケニラの群生(白花すべて) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17
ハタケニラの群生 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/17
ハタケニラとノビルの見分け方
ハタケニラの方が少し早咲きながら、両者共に花は初夏に咲き花期は重なる。
ハタケニラ
ノビル

千切るとニラのようなネギのような匂いがする。
群生しやすいが、単独で生えていることもある。
ハタケニラ 鎌倉市・浄妙寺 2018/04/22
ハタケニラ 鎌倉市・若宮大路・「鎌倉駅入口」交差点 2018/04/22
ハタケニラの花
花弁は白、花弁中央を縦に走る脈はピンク色を帯びやすい。花の中心部は緑色。
ハタケニラ 鎌倉市・浄妙寺 2017/05/21
ハタケニラ 茅ヶ崎市浜之郷 2018/05/05
ハタケニラ 鎌倉市・浄妙寺 2017/05/21
外来種なので、初夏でなくとも咲いていることあり。
ハタケニラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/08/01
見栄え良く花弁がぱっと平開して咲いていたら同属のニラモドキ(韮擬)の可能性を念のため疑いたい。花喉部(かこうぶ)は黄色。
ハタケニラの実
ハタケニラの若い実 茅ヶ崎市浜之郷 2018/05/25
大船フラワーセンター(ハナショウブ周辺や和風庭園を中心に大群生)