オリーブ

Olive、橄欖 シソ目/モクセイ科/オリーブ属 花期/5月下旬~6月上旬 収穫期/10月~11月
学名/Olea europaea L.

外来種改良種

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

地中海周辺原産の常緑高木。日本では香川県の小豆島(しょうどしま)などで栽培されている。西欧風を醸し出す樹木としてだろうか、近年は新築民家の庭木として見かける機会がとても増えた。が、そもそも湘南・鎌倉・三浦半島はオリーブの生育に適した土地柄であるようには感じられず、みすぼらしい姿を晒してしまっているものが目立っている。弱アリカリ性の土壌を好む。

商業施設に植えられたオリーブ 藤沢市・湘南T-SITE 2020/11/26

商業施設に植えられた#オリーブ 藤沢市・湘南T-SITE 2020/11/26

平成24年(2012)より二宮町(一色地区など)で新たな特産物としてオリーブ栽培に着手、町興しに取り組んでいる。苗木が実を付けるのに3年から5年はかかる見込み。

ハト(鳩)とオリーブが平和の象徴とされるのは、『旧約聖書』の「ノアの方舟(箱舟)」の記述に基づく。──創世記、地上には邪悪な人間が増えたため、神は大洪水を起こし地上のすべてを滅ぼした。ただ、神と共に生きた清らかなノアは許され、ノアは方舟(はこぶね)を作り、家族とすべての動物のつがいを乗せて生き延びることができた。洪水が起こって40日余り後にノアがハトを放つと、ハトはオリーブの葉を咥えて戻って来た。これを見てノアは、地上から水が引き始めた(世界に平和が訪れた)ことを知ったのだった。
オリーブの葉は国際連合旗の意匠にも世界地図を囲むように用いられている。日本たばこ産業(JT)製のタバコ「Peace」(ピース、平和の意)の図柄もオリーブを咥えたハトである。

オリーブの花

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

#オリーブ 葉山町・湘南国際村 2017/06/04

オリーブの実

オリーブの果実はオリーブ・オイルやピクルスに使用される。カクテル”マティーニ”の飾りにも欠かせない。実ははじめ緑色で、熟すと紫から黒色に染まる。

オリーブの実 葉山町・湘南国際村 2017/10/05

#オリーブの実 葉山町・湘南国際村 2017/10/05

オリーブの実 葉山町・湘南国際村 2017/10/05

#オリーブの実 葉山町・湘南国際村 2017/10/05

オリーブの熟した実 葉山町・Hearts hayama 2018/11/23

#オリーブの熟した実 葉山町・Hearts hayama 2018/11/23


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