イランイランノキ

いらんいらんの木 モクレン目/バンレイシ科/イランイランノキ属 花期/通年
学名/Cananga odorata (Lam.) Hook.f. & Thomson

外来種改良種稀少

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

温室で園芸栽培される、東南アジアからオーストラリアの熱帯地域を原産とする常緑の高木。植物園にある温室に入るとある風変わりな植物の一つ。単にイランイランとも。イランイラン(Ylang-ylang)はフィリピンなどで話されているタガログ語に由来し、”花の中の花”を意味する。矮性(わいせい)品種がチャボイランイランノキ(矮鶏いらんいらんの木)の名前で鉢植えとして流通。ネット通販で手に入る。

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

イランイランノキの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

#イランイランノキの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/07/17

イランイランノキの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

#イランイランノキの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

イランイランノキの花

シデコブシ(紙垂辛夷)にちょっと近い姿で、細く長い花弁が多数枚、下向きに垂れる。若いうちは緑色で、黄色に変わるとエキゾチック(異国情緒あふれる、の意)な香りを放つ。この花から抽出された精油が、香料、アロマオイルなどとして利用される。香水「CHANEL N°5」(シャネル・ナンバー・ファイブ、シャネルの5番)に使われていることでも有名。

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/11/06

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/11/06

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/10/09

イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/11/06

#イランイランノキ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2021/11/06

オウソウカ(鶯爪花)は花弁がもっと幅広い近似の別種。アアソウカイ(亜阿相界)は全然関係ないキョウチクトウ科のサボテン。


東京都小平市・#東京都薬用植物園(温室、オウソウカも)、東京都調布市・#神代植物公園(大温室)

#大船フラワーセンター(グリーンハウスに低木=チャボイランイランノキか)

相模原市南区・#相模原公園(グリーンハウス(大温室))

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