糸瓜 ウリ目/ウリ科/ヘチマ属 花期/8月~10月 結実期/10月~12月
有毒食用薬用改良種
インド原産という蔓性の一年草で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。実に海綿状の繊維が多いことからイトウリ(糸瓜)、これが地方で転訛(てんか)してトウリとなる。「トウリの”ト”って何だ?」「”イロハニホヘト チリヌルヲ‥”の”ヘ”と”チ”の間にあるのが”ト”だよ」「トウリはヘとチの間のウリ、ヘチマウリ、ヘチマか」というわけでヘチマと呼ばれるようになったとかどうとか。実が大きく重たくなるため、頑丈な棚を作れる畑や学校の校庭などで稀に栽培されることがある。葉や花の形状は品種によって様々。
#ヘチマの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
#ヘチマの葉 茅ヶ崎市西久保 2019/08/27
ヘチマの花
キュウリ(胡瓜)同様、黄色い花を咲かせる。大きな花。
#ヘチマの雌花 茅ヶ崎市西久保 2018/08/11
#ヘチマの雄花 茅ヶ崎市西久保 2019/08/27
ヘチマの実
ヘチマの実(もヘチマという)は、若いものなら繊維が発達しておらず食用になる。が、ゴーヤよりも苦いものは毒性が高く食中毒を引き起こす可能性もあるとかどうとか。
#ヘチマの若い実 茅ヶ崎市西久保 2018/08/16
#ヘチマの未熟な実 茅ヶ崎市西久保 2018/08/10
ヘチマの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
ヘチマの実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2016/10/16
#衣笠山公園、#長井海の手公園・ソレイユの丘、#大船フラワーセンター
参考資料
『牧野日本植物図鑑』 牧野富太郎著 北隆館発行(1940)