ハルニレ

春楡 バラ目/ニレ科/ニレ属 花期/2月末~3月中旬 結実期/6月?
学名/Ulmus davidiana Planch. var. japonica (Rehder) Nakai

ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

主に北海道や東北などの寒冷な地方の山地に生える落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。単にニレニレノキ(楡の木)といったらニレ属に分類される樹木の総称であるが、中でもこのハルニレをいう。初秋に花を咲かせる近似種のアキニレ(秋)に対して、春に開花するのでハルニレ。長野県・軽井沢の商業施設「ハルニレテラス」で有名か。神奈川県内でも丹沢などの山地に分布あり。湘南・鎌倉・三浦半島には自生なし。古い標本が残っているようなので、もしかしたらいずこかに生えていたりするかもしれないが。暖地が性に合わないらしく、公園などに植えられているものも見たことがない。大和市と海老名市に謎の古い巨木がある。その二本とも正体がよくわからず「なんじゃもんじゃ」と呼ばれていたという。

市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」 大和市・深見神社 2023/01/28

#市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」 大和市・深見神社 2023/01/28

市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」 大和市・深見神社 2023/01/28

#市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」 大和市・深見神社 2023/01/28

県指定天然記念物「有馬のはるにれ」・かながわの名木100選「有馬のハルニレ」 海老名市本郷 2025/03/10

#県指定天然記念物「有馬のはるにれ」・かながわの名木100選「有馬のハルニレ」 海老名市本郷 2025/03/10

県指定天然記念物「有馬のはるにれ」・かながわの名木100選「有馬のハルニレ」 海老名市本郷 2025/03/10

#県指定天然記念物「有馬のはるにれ」・かながわの名木100選「有馬のハルニレ」 海老名市本郷 2025/03/10

県指定天然記念物「有馬のはるにれ」の説明板 海老名市本郷 2025/03/10

#県指定天然記念物「有馬のはるにれ」の説明板 海老名市本郷 2025/03/10

ハルニレ(白色破線内) 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレ(白色破線内) 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

下枝で少し開花をし始めたハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

下枝で少し開花をし始めた#ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレ(白色矢印の2本、左は雌花開花中・右は雄花咲き始め) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

#ハルニレ(白色矢印の2本、左は雌花開花中・右は雄花咲き始め) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

おおやま広場シンボルツリーのハルニレ(雄花咲き始め) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

おおやま広場シンボルツリーの#ハルニレ(雄花咲き始め) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中のハルニレ(背景は大山) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中の#ハルニレ(背景は大山) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中のハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中の#ハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中のハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中の#ハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中のハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

雌花が開花中の#ハルニレ 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

ハルニレの秋の黄葉 相模原市南区・相模原公園 2024/11/14

#ハルニレの秋の黄葉 相模原市南区・相模原公園 2024/11/14

ハルニレの秋の黄葉 相模原市南区・相模原公園 2024/11/14

#ハルニレの秋の黄葉 相模原市南区・相模原公園 2024/11/14

ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの冬芽と葉痕 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの幹(樹皮) 厚木市・七沢森林公園 2023/03/01

#ハルニレの幹(樹皮) 厚木市・七沢森林公園 2023/03/01

ハルニレの幹(樹皮) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

#ハルニレの幹(樹皮) 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

湘南・鎌倉・三浦半島の公園などでちらほら見かけるのはアキニレの方。

ハルニレの花

展葉する前に咲く。両性花。花弁はなく、雄蕊と雌蕊を出すのみ。フサザクラ(房桜)の花をもっと小さくしたような地味な姿である。1mくらいまで近づかないと、とてもじゃないが咲いているようにはぜんぜん見えないので要注意。

ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレの咲き始め 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

#ハルニレ 相模原市南区・相模原公園 2025/03/10

つんつん突き出た雄蕊の付け根の辺りをよおく覗けば、密かに小さな雌蕊あり。雄蕊が花粉を放出し終わって脱落したあとに、肥大した雌蕊が露出し目立つように変わる。であれば、雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)か。

ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

#ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

#ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10

#ハルニレの雌花 厚木市・七沢森林公園 2025/03/10


大和市・#深見神社(市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」、かながわの名木100選「深見神社のハルニレ」)、#海老名市本郷(県指定天然記念物「有馬のはるにれ」、かながわの名木100選「有馬のハルニレ」、江戸幕府第3代将軍徳川家光の御典医半井驢庵(なからい ろあん)が朝鮮から持ち帰った2本を下屋敷の門前に植えたもの、1本は明治初年(1868)頃に滅失、樹皮を煎じて飲むと安産になる薬だった、日本一大きなハルニレ、花は咲かない)、相模原市南区・#相模原公園(低所に枝あり、「相模原公園 じまんの樹 14 ハルニレ」の説明板あり)、厚木市・#七沢森林公園(おおやま広場に2本)

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

『日本一の巨木図鑑』 宮誠而著 文一総合出版発行(2013)

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アキニレ

フサザクラ

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『ハルニレ』へのコメント

  1. 田中 投稿日:2026/04/12(日) 06:43:13 ID:5dbf36b6e 返信

    早速のご回答ありがとうございました。
    両性花で異熟のようですね。
    アキニレでは雌性先熟ですので、ハルニレもその可能性があるかもしれません。雌性期の花の写真は実は雌→両性(雌+雄)→雌と移り変わった最後のステージかもしれません。柱頭の突起がけばたっていますので。
    私も今後同種に出会いましたらぜひ観察したいと思います。ありがとうございました。

    • mirusiru.jp 投稿日:2026/04/12(日) 18:30:11 ID:2a3114168 返信

      相模原公園植栽のハルニレは両性花で雄性先熟であると思えるものでした。
      https://mirusiru.jp/wp-content/uploads/2026/04/dsc_20250310088658.jpg
      ※削除済
      2025/03/10、03/25 同じ木で撮影。
      雌性期の雌蕊はけばけばしています。

      他の木がどうかは存じません。

      例えばカラスザンショウは雌雄異株であると図鑑等に掲載されていますが、そうでないものも見ています。
      【雄花を咲かせる】→【同じ花序で雌花が咲く+別花序を新たに生やして雌花を咲かせる】
      と変遷したものがありました。
      無茶苦茶やんけ、というのが正直な感想です。
      樹木の雌雄は、昨今ややこしい話になっている人間の雌雄並みにたぶん触れてはいけない世界‥。
      ハルニレも単純に雄性先熟とはいえないものもあるのかもしれません。
      もしかしたら単性花しか付けないものもあるかもしれません。
      観察なさってみてください。

    • 田中 投稿日:2026/04/13(月) 06:41:03 ID:917cbd9e2 返信

      ご意見ありがとうございました。

  2. 田中 投稿日:2026/04/11(土) 17:05:54 ID:ff1095625 返信

    ハルニレの花をまだ実際に見たことがないのでお尋ねいたします。
    ハルニレの花は両性花で雌雄異熟なのでしょうか(たとえば、雌性先熟とか)、それとも雌花、雄花の単性花を付けるのでしょうか?

    • mirusiru.jp 投稿日:2026/04/11(土) 18:28:06 ID:99edcfdd7 返信

      自分で本文を読み直しましたが、表現がだいぶわかりづらいですね。「ハルニレの雌花」って書かれた時点で混乱に陥る。失礼致しました。おいおい書き改めます。おいおい。
      植物の雌雄は複雑で一筋縄ではいかないので正確な話はできかねますが、私が見たハルニレは「両性花で雄性先熟」と思えるものでした。

      ハルニレの両性花の咲き始め↓
      https://mirusiru.jp/wp-content/uploads/2026/04/dsc_20250310088658x.jpg
      ※削除済
      雄蕊も雌蕊も備わっていることがわかります。

      1)雄蕊が花粉を放出し、脱落する。(雄性期)
      2)雄蕊の基部に密かに控えていた雌蕊が肥大化する。(雌性期)

      という流れです。