甘蕉 ショウガ目/バショウ科/バショウ属 花期/不定期 結実期/不定期
学名/Musa spp.
食用外来種改良種
マレー半島あたりが原産という多年草。巨大植物で”バナナの木”と呼ばれるが、正しくは草。実を付けたあとは地上部は倒れて腐る。日本には自生せず、日本(の本州)の冬の寒さには耐えられないため露地栽培もできないので、温室で見かけるのみ。民家の庭などに稀に生えているバナナみたいなやつは中国原産といわれるバショウ(芭蕉)である。日本の食卓に上がるバナナは九割がフィリピンのミンダナオ島産。耐寒性が比較的高いアイスクリームバナナ(と呼ばれる品種、味は食用に売られている普通のバナナとは異なる)なども出回って来てはいるので、もしかしたら今後露地ものを見かけるようにもなるかもしれない。
#バナナ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/02/08
#バナナの茂った葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/11/08
#バナナの葉 藤沢市・長久保公園 2018/01/20
斑(ふ)入りのバナナ(Musa ‘Ae Ae’)は、葉のみならず実にも斑が入る珍種。
斑入り#バナナ(アエアエバナナ)の葉 東京都調布市・神代植物公園 2018/11/10
バナナの花
葉の基部から花苞(かほう)と呼ばれる塊が垂れ下がってくる。バナナの花はこの苞(ほう、花に付随する葉)の中。苞を一枚ぺろっとめくるとそこに花が隠れている。開花初期は雌花が咲き、咲き進んで行くと両性花ないし雄花が咲くようになる。軸の基部にバナナの若い実がなり、その先に何もない(花が落ちた)軸だけがあり、先端に(雄花を咲かせている)花苞がぶら下がっている、という光景を目にするのはこのため。バナナは授粉せずとも実ができる単為結果性なので、雌花が咲き終えた時点でじつは花苞はもう不要となるので、(植物園などではそのまま放置されているが)生産現場では切り落とされている。
#バナナの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/02/08
#バナナの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/11
#バナナの花 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/01/11
バナナの実
実の先端に付いている黒色のは花の残骸。野生のバナナの実は、皮を剥くと黒色のタネがびっしり詰まっている。食用に出回っているバナナはすべて、突然変異などで生まれたタネなしバナナなのである。
#バナナの未熟な実 鎌倉市・大船フラワーセンター 2017/02/08
#バナナの未熟な実 藤沢市・長久保公園 2018/01/20
#バナナの実 藤沢市・長久保公園 2016/12/09
#バナナの実 藤沢市・長久保公園 2019/12/11
斑入り#バナナ(アエアエバナナ)の未熟な実 東京都調布市・神代植物公園 2018/11/10
#大船フラワーセンター(グリーンハウス ※平成30年(2018)4月1日リニューアルオープンで観賞温室廃止・以後生育に悪影響が出ている)、#長久保公園(展示温室)
#小田原フラワーガーデン(トロピカルドーム温室)
私は大変な時にメッセージを送ってしまって、、、。
しばらくは心身を削る様な思いをなさるでしょう
どうぞ お身体もご自愛ください。
私の母は早世だったので
亡くす悲しみと現実の切り盛りの大変さ、、
思い出します。
mirusiruさん
ノギクを庭全面で観察は ぜひ来年に持ち越しを。
私はmirusiruさんの記事から沢山のイマジネーションを頂いて
秋の草原で冒険します。
そして相模原バナナ(多分、不出来)も お楽しみに。