阿亀桜 バラ目/バラ科/サクラ属 花期/3月上旬
学名/Cerasus ‘Okame’
改良種
#オカメザクラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/03/05
園芸栽培される落葉低木ないし小高木で、サクラの一種。イギリスで作出され日本に逆輸入されたサクラである。親はマメザクラ(豆桜)とカンヒザクラ(寒緋桜)。従って、両者の特徴を併せ持つ。木自体が大きくならず、花は赤みが強く小振りで平開せず垂れる。品種名は単にオカメ。おかめ桜と書かれることも多い。湘南・鎌倉・三浦半島では特殊な変わり種のサクラであったが、平成(1989-2019)後期にやや一般化するほど普及し、どうということのない市街地などでもちらほら見かけるようになってきた。※本頁ではオカメでは何なのかさっぱりわからないため通例に従いオカメザクラと表記する。
#オカメザクラ 鎌倉市・建長寺 2017/03/05
#オカメザクラ 鎌倉市・建長寺 2017/03/05
#オカメザクラ 鎌倉市・建長寺 2017/03/05
#オカメザクラ(右下はタマナワザクラ) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24 暖冬
#オカメザクラ(五分咲き程度) 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/24 暖冬
#オカメザクラ 小田原市・JR根府川駅 2017/03/03
#オカメザクラ 小田原市・JR根府川駅 2017/03/03
#オカメザクラ 小田原市・JR根府川駅前 2018/03/12
#オカメザクラ 小田原市・JR根府川駅 2018/03/12
#オカメザクラ 小田原市・JR根府川駅 2018/03/12
#オカメザクラ 小田原市根府川・離れのやど星ヶ山入口 2018/03/12
#オカメザクラ 小田原市根府川・きのこ苑お山のたいしょう 2018/03/12
ソメイヨシノ(染井吉野)などと同様、葉は花のあとに展開する。サクラにしては明らかに小さい葉である。サクラの仲間なので虫食い多い。
#オカメザクラの葉 茅ヶ崎市浜之郷 2019/05/27
#オカメザクラの葉 鎌倉市・大船フラワーセンター 2019/05/24
オカメザクラの花
花は葉よりも先に開く。咲き始めは花柄(かへい)短く上向きのものもあるが、花はふつう下向きに垂れた姿になる。花弁の色はカンヒザクラの性質を明瞭に示しており赤みが強い。特に萼は鮮やかな赤。花の大きさはマメザクラの影響が強く出ていて、明らかに小さい。カワヅザクラ(河津桜)よりも赤みが少し強くて、なんだかちっちゃい花だなぁと感じたらこのオカメザクラの可能性。独特な姿の花である。ちんちくりんといえばそうであるが、近年はかわいらしいと若い女子に人気が高い。
#カメザクラの咲き始め 平塚市・花菜ガーデン 2017/02/27
#オカメザクラの咲き始め 平塚市・花菜ガーデン 2017/02/27
#オカメザクラ 小田原市根府川 2016/02/26
#オカメザクラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/27
#オカメザクラ 鎌倉市・大船フラワーセンター 2020/02/27
#オカメザクラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/03/05
#オカメザクラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/03/05
#オカメザクラ 茅ヶ崎市浜之郷 2019/03/05
#オカメザクラ 小田原市根府川・離れのやど星ヶ山入口 2018/03/12
#建長寺(山門前左右)
#観音崎公園(花の広場)、#建長寺回春院(池南畔に若木1本)、#大船フラワーセンター(3月中旬、花の築山のスイレン池側、樹名板あり)、茅ヶ崎市行谷・#宝蔵寺、#浜見平団地(左富士通り沿いに複数本)、#花菜ガーデン(3月上旬、樹名板あり)
伊勢原市・#県道611号大山新道沿い(3月15日頃、3月中旬の「大山登山マラソン」交通規制・「大山とうふまつり」混雑に注意)、秦野市・#水無川(秦野戸川公園~平和橋、300本、ナノハナも)、#小田原フラワーガーデン(ハーブ園に3本)、小田原市・#根府川駅周辺(3月上旬~中旬、令和6年(2024)駅舎前の1本にオオバヤドリギ1株の寄生を確認)、小田原市根府川・#白糸渓谷(きのこ苑お山のたいしょう、離れのやど 星ヶ山、オーランジェ・ガルデン、3月中旬~下旬=山下ではカワヅザクラが見頃をやや過ぎた2月末に開花開始・山上のお山のたいしょうなどは遅く3月中旬以降に満開、「おかめ桜まつり」あり)