丸葉空木 ミズキ目/アジサイ科/ウツギ属 花期/4月中旬~5月 結実期/10月下旬~11月
学名/Deutzia scabra Thunb.
自生種
マルバウツギ 藤沢市・新林公園 2017/05/07
林縁部などに生える落葉低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。花床(かしょう)のオレンジ色がよく見えるのがチャームポイント。湘南・鎌倉・三浦半島では、ウツギの仲間としては最も一般的に見られる普通種。丘陵地周辺に多く生えているありきたりなものなので、寺境内の庭木としては栽培されない。
林縁に生えたマルバウツギ 逗子市久木・名越緑地 2024/05/04
林縁に生えたマルバウツギ 逗子市久木・名越緑地 2024/05/04
参道沿いに植えられた#マルバウツギ 鎌倉市・瑞泉寺 2024/05/03
林縁からこぼれ咲くマルバウツギ 小田原市曽我谷津 2022/05/19
葉はやや小振りでやや丸みを帯びる。柄(え)は短い。
マルバウツギの芽吹き 葉山町・逗子市・森戸川源流 2018/03/18
マルバウツギの葉 藤沢市・新林公園 2017/05/07
マルバウツギの葉 鎌倉市二階堂・獅子舞入口 2017/05/19
マルバウツギの枝変わり斑入り葉 横須賀市・観音崎公園 2024/06/14
なお、花のすぐ下に付く葉には葉柄(ようへい)がなく、茎を抱く。
マルバウツギの花
花は上向きで白。花床のオレンジ色がよく目立つ。
マルバウツギ 藤沢市・新林公園 2017/05/07
マルバウツギ 鎌倉市二階堂・獅子舞入口 2017/05/19
マルバウツギ 藤沢市・新林公園 2017/05/07
マルバウツギ 藤沢市・新林公園 2017/05/07
マルバウツギの花が一段落したあたりで本家のウツギが咲き始める。
マルバウツギの実
ウツギの実に形状はよく似るが、マルバウツギの実の方が明らかに小さい。萼片が残っている、果序直下の葉に柄(え)がないことも、決定的な見分けのポイント。
マルバウツギの実 鎌倉中央公園 2017/11/16
マルバウツギの実 鎌倉中央公園 2017/11/16
マルバウツギの実 鎌倉中央公園 2017/11/16
湘南国際村めぐりの森、名越緑地、#光則寺、鎌倉中央公園、鎌倉広町緑地(田んぼ周辺)、新林公園、高麗山公園(女坂)
#瑞泉寺(参道沿い、日当たり不良で花は少ない)
長崎県 県南 南島原市の里山縁で見掛けました、小さな実が付いていたので目につきました、(11月08日頃見付けました)