コウホネ

河骨 スイレン目/スイレン科/コウホネ属 花期/5月下旬~9月
学名/Nuphar japonica DC.

薬用

神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧IA類」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

ヒメコウホネ=環境省レッドリスト2018「絶滅危惧II類(VU)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅」

コウホネ 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネ 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

池や川の底に根を張る抽水植物で、多年草。似てはいないがスイレン(睡蓮)の仲間。コオホネではなくコウホネ。カワホネとも。神奈川県内のコウホネの自生地は海老名市中新田地区の貫抜川放水路(かんぬきがわ-)ただ一ヶ所とされる(海老名市内で「河骨保護の会」が保全活動を行っている)。ただしコウホネの花咲く4月~9月は大量の農業用水(濁りある激流)が流れ込むため、花はおろか葉の一枚も確認できないことがある。海老名市自生のものは葉が水中葉ばっかりだったせいかかつてはヒメコウホネと考えられていたが、現在はコウホネであることが確認されている。コウホネは鎌倉の寺境内や公園で栽培されることがあるため、目に触れる機会は意外と多い。※紛らわしい近似種多く、なんちゃらコウホネという名前の植物はいろいろあるが、本頁では精査して細分せずコウホネとして掲載する。(海老名市のもの以外は正体不明、の意。)

コウホネの自生再現地(背景は大山) 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

コウホネの自生再現地(背景は大山) 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生の姿が再現されたコウホネ 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

自生コウホネの移植保護地 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

自生#コウホネの移植保護地 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

自生コウホネの移植保護地 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

自生#コウホネの移植保護地 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

コウホネ 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネ 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

密生したコウホネ 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

密生した#コウホネ 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

コウホネ 鎌倉市・光則寺 2018/06/03

#コウホネ 鎌倉市・光則寺 2018/06/03

葉は三種出す。完全に水中に没して水の中で泥にまみれながらひらひらしている水中葉(沈水葉)、スイレンのように水面に浮かぶ浮葉、水面より上に突き出る水上葉(抽水葉)の三種。浮葉と抽水葉はスイレンよりも細身である。なお水上葉がないものはヒメコウホネ(姫河骨)の可能性。海老名市のコウホネはなぜか水上葉を全く出さないので、はて他のコウホネと同一のものとしてよいものかどうか。

密生したコウホネの水上葉 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

密生した#コウホネの水上葉 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

密生したコウホネの水上葉 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

密生した#コウホネの水上葉 横浜市緑区・四季の森公園 2021/07/10

コウホネの水上葉 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

#コウホネの水上葉 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

コウホネの水中葉 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

コウホネの水中葉 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

コウホネの水中葉 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

コウホネの水中葉 海老名市大谷・貫抜川放水路 2020/09/04

コウホネの水中葉 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの水中葉 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

気味の悪い名前が付けられているのは、少し白っぽくなった根茎(こんけい)が水底の泥から顔を覗かせているとまるで川の中に人骨が落ちているかのように見えるため。きれいに洗ったレンコン(蓮根、食用になるハス(蓮)の地下茎)が白っぽいのに同じ。根茎は基本的には泥に埋まっているので、白い”骨”を観察できる機会は滅多にない。

コウホネの根茎(緑色なのは長く露出し日光に当たっていたせいか) 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの根茎(緑色なのは長く露出し日光に当たっていたせいか) 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

コウホネの花

黄色一色。花弁のように見えるものは萼片。萼片の基部に目を凝(こ)らせば確認できる小さいものが花弁。その内側の上生菓子みたいな形状の糸状ものは葯。花の中心部にあるのは柱頭盤。花弁(のように見える萼)はやや閉じ気味。花茎(かけい)の太さが際立つ。

コウホネの蕾 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの蕾 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

コウホネ 鎌倉市・光則寺 2018/06/03

#コウホネ 鎌倉市・光則寺 2018/06/03

コウホネの咲き終わり 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

#コウホネの咲き終わり 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

コウホネの咲き終わり 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

#コウホネの咲き終わり 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/10

コウホネの実

コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04

#コウホネの実 海老名市・産川せせらぎ公園 2020/09/04


東京都千代田区・#皇居東御苑(二の丸池にヒメコウホネ)、横浜市栄区・#横浜自然観察の森(ヘイケボタルの湿地内向かって右奥)、横浜市緑区・#四季の森公園(水田のワークセンター側、間近で見られるが過密に生えていて逆に観察しづらい)

#東慶寺、#光則寺(プラ舟)、#長谷寺、#大船フラワーセンター(グリーンハウス入口外の水鉢)

#氷室椿庭園(株小さいので花少ない)、二宮町・#せせらぎ公園(木道から下りれないため近くで観察できない)

海老名市・#産川せせらぎ公園(さんがわ-、中新田から移植、流水透明で群生あり、葉は貝による食害が激しい)、海老名市大谷(おおや)・貫抜川放水路(中新田から移植、水底にあるので水量多いときは確認できない)、海老名市・#今福薬医門公園(池に、中新田から移植、センダンの散り花に埋もれてきれいでない)、#海老名市立中新田小学校(校舎南側のコンクリ水槽に、中新田から移植、非公開)、海老名市中新田・貫抜川放水路(護岸工事が行われたため自生そのままのものは滅したか)、厚木市七沢・#神奈川県自然環境保全センター

関連記事 – 仲間・似ている・紛らわしい

エンコウソウ

『コウホネ』へのコメント

  1. 投稿日:2021/05/14(金) 06:43:59 ID:885c84604 返信

    コウホネの自生種は、水中葉でしたか。
    水中葉の植物で花が咲いているのは、初めて見ました。
    今の時期は水が濁っていて見られないのですね。
    9月まで覚えていたら、見に行きたいですね。

    • mirusiru.jp 投稿日:2021/05/14(金) 22:26:25 ID:cf2db6bc1 返信

      海老名では、なんでかこうなりますね。
      農業関係者が貫抜川放水路の管理をしているのではないかと思いますので、今どうかは、正確にはわかりません。水門をどうするか(水量をどうするか)は彼ら次第でしょう。濁りもそうなのですが水量と水流が半端ないなのでコウホネどうこうの世界じゃぜんぜんないです。
      えびなの森の楽校の植栽と近辺の田んぼで、結構長居できると思いますよ。市指定重要無形文化財「大谷歌舞伎」が演じられる地域でもあります。