ギョウジャニンニク

行者蒜、行者葫 クサスギカズラ目/ヒガンバナ科/ネギ属 旬/3月 花期/5月
学名/Allium victorialis L. subsp. platyphyllum Hultén

食用稀少

ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

#ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

山地に生える多年草。新芽が食用になり、北海道特産の山菜として知られる。神奈川県内に自生なし。湘南・鎌倉・三浦半島では栽培ものもふつう見ないが、球根(と一般には呼ばれるだろう鱗茎(りんけい))が春にホームセンターでふつうに市販されていたりもするので(3株400円程度)、意外とそこいらで密かに栽培されているのかもしれない。育てている好事家(こうずか)から「これがギョウジャニンニクだ」と聞いているから「ああそうなんだ」と認識できるものの、こんな葉がもし仮に鎌倉の寺境内などに生えていたとてそれと気づくことはあるまい。

ギョウジャニンニクの若葉

食用になる。葉に強烈なニンニク臭があるのが見分けのポイント。千切った葉を揉んでみて”ニンニクたっぷり手作り餃子”のようなにおいがしたなら食べられるギョウジャニンニクである。ニンニク臭なき葉は有毒なバイケイソウ(梅蕙草)やイヌサフラン(犬サフラン)の可能性があるので絶対に口にしてはいけない。シラン(紫蘭)あたりとも間違えそう。

ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/07

#ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/07

ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/07

#ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/07

ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

#ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

#ギョウジャニンニクの若葉 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/11

球根を買ってきて植えれば翌春には収穫できる、ものでなし。最低でも収穫までに三年から五年はかけなければならない。一般向けのお手軽野菜ではない。

ギョウジャニンニクの花

ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09

#ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09

ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09

#ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09

ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09

#ギョウジャニンニク 横浜市戸塚区・俣野園 2017/05/09


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