大葉紅柏 キントラノオ目/トウダイグサ科/アミガサギリ属 花期/3月下旬~4月中旬
学名/Alchornea davidii Franch.
稀少
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市下寺尾 2025/03/30
園芸栽培される中国(China)原産の落葉低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花、または雌雄異株。春、0.5~2m超の一本直立した幹に鮮やかな真っ赤な新葉を生やす、という独特の姿がおもしろいとして植栽されることがある。葉が赤い春だけの観葉植物。葉が緑色に変わったとたん、もう誰からも見向きもされなくなってしまう。オオベニガシワ、オオバアカガシワ、オオアカメガシワ、などの別名があるとかどうとかいうが、本当にそうなのかただの誤称なのかは知らない。神奈川県内では昭和時代(-1989)にはちらほら見かけたものだったが、近頃はとんとお目にかかれない結構な希少種に。見頃の時期がソメイヨシノ(染井吉野)が満開のタイミングと丸被るので、世間様は正直オオバベニガシワどころではなかったりはする。里山地域の民家や農地周辺に放置されているものが残っているか。
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
春に赤い新葉を生やした#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市下寺尾 2025/03/30
雄花を咲かせた#オオバベニガシワ 鎌倉市・東慶寺 2019/03/27
雄花を咲かせた#オオバベニガシワ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
雄花を咲かせた#オオバベニガシワ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
雄花を咲かせた#オオバベニガシワ 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
雌花を咲かせた#オオバベニガシワ 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの赤い新葉 茅ヶ崎市下寺尾 2025/03/30
#オオバベニガシワの赤い新葉 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
アカメガシワ(赤芽柏)の新葉も赤くなるが、アカメガシワの葉は、細かで均一な鋸歯(きょし)がなく、三裂しがち、など、見比べると姿がぜんぜん違うので混同することはないだろう。オオバベニガシワは鋸歯縁(きょしえん)。
比較参考)アカメガシワの赤い新葉 三浦市・諸磯 2025/03/31
#オオバベニガシワの幹(樹皮) 茅ヶ崎市下寺尾 2025/03/30
オオバベニガシワの花
春、赤い新葉を広げている頃、ある程度の大株であれば花も咲かせているだろう。花は葉腋(ようえき、葉痕(ようこん)のすぐ上部)に付く。
ブラックベリーの赤い未熟果のような姿をした粒々の塊(かたまり)があったら雄花の蕾で、咲くと八本の黄色い雄蕊が平開する。
#オオバベニガシワの雄花の蕾 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの雄花 東京都文京区・小石川植物園 2019/03/24
#オオバベニガシワの雄花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの雄花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
三裂した赤い雌蕊がにょろっと出ていたら雌花。
#オオバベニガシワの雌花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの雌花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの雌花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
#オオバベニガシワの雌花 茅ヶ崎市堤 2025/03/30
東京都文京区・#小石川植物園(分類標本園)、東京都武蔵野市/西東京市/小金井市・#小金井公園(バスケットコート東側に優良な群落)
#東慶寺(令和4年(2022)6月7日以降境内撮影禁止)、#鎌倉風致保存会(非公開・立入禁止)、#光則寺
オオバベニガシワ
言葉通りに理解すれば良いのだけど
雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花、または雌雄異株。
難しい、、。
やはり栽培して花を観察するのが少しは納得するのかな。
セイヨウミヤコグサ案件
お返事来ました。
絶えずにあるという内容で ざっくりとですが場所も分かりました。
ただし ここでも草刈り問題で観察が難しくなっている模様
メールの方に改めて送ります 私が一方的に何かお役に立ちたいと思っての行動なので
あまり煽らないで下さいよ
同じ手紙とか ぱんぱんとか、、
全くもう。
セイヨウミヤコグサの今期の花が開花したら
更にピンポイントで観察点を教えてもらえそうです、嬉し。