母子草 キク目/キク科/ハハコグサ属 花期/3月末~5月
学名/Pseudognaphalium affine (D.Don) Anderb.
自生種
ハハコグサ 茅ヶ崎市芹沢 2019/04/03
道端から空き地や草地、畑や田んぼ周辺、民家の庭など、あらゆる場所に雑草として生える一年草(越年草)。古くはゴギョウ(御形、オギョウ)の名で”春の七草”に挙げられるが、新暦の1月7日にハハコグサの葉を見つけ出すことはなかなかの困難である。ハハコという名前の由来は不明。全草ふわふわした綿毛に包まれていることから、毛羽立つという意味がある “蓬(ほう)ける”からホウケグサないしホウコグサ、転訛(てんか)してハハコグサになったとかどうとか。確かに母や子供や母子家庭を伺わせる様子は何もない。花は春から秋まで咲くというが、特に多く見られるのは4月。
春のハハコグサ 茅ケ崎里山公園 2021/03/19
ハハコグサが生えた庭 鎌倉市腰越・浄泉寺 2021/04/12
ハハコグサ 鎌倉市腰越・浄泉寺 2021/04/12
ハハコグサ 横須賀市・衣笠山公園 2017/04/15
ハハコグサ 平塚市・花菜ガーデン 2017/04/21
ハハコグサ 寒川町田端・相模川沿い 2018/04/28
ハハコグサの大株 平塚市土屋 2024/03/28
ハハコグサ 茅ヶ崎市芹沢 2018/04/19
ハハコグサの葉 平塚市土屋 2024/03/28
ハハコグサの葉 平塚市土屋 2024/03/28
ハハコグサにしては茎がやたらぴーんと伸びて背高だったら、外来帰化雑草のセイタカハハコグサ(背高母子草)である疑い。総苞がやや褐色を帯びている。花が秋咲きだったら希少種アキノハハコグサ(秋の母子草)である可能性。茎上部で分枝(ぶんし)するので草姿(そうし)が違う。
ハハコグサの花
ハハコグサ 横須賀市・衣笠山公園 2017/04/15
ハハコグサ 茅ヶ崎市浜之郷 2018/05/25
ハハコグサ 茅ヶ崎市芹沢 2019/04/03
ハハコグサ 平塚市土屋 2024/03/28
ハハコグサ 茅ヶ崎市芹沢 2018/04/19