フッキソウ

富貴草 ツゲ目/ツゲ科/フッキソウ属 花期/3月中旬~4月上旬

フッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

フッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

山地に生える常緑の多年草、に見えるが茎が木化するのでじつは低木。茎は地表を這っている。名は、林床などの半日陰でもいつも青々していることに因むという。

雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。花のように見えなくもない怪しげな白色の突起は雄蕊(おしべ、これが雄花という扱い)で、先端の茶色は花粉袋の葯(やく)。雌花は低所にひっそり付いている。

フッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

フッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

フッキソウ 大磯町・郷土資料館 2018/03/15

フッキソウ 大磯町・郷土資料館 2018/03/15

真上から見たフッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

真上から見たフッキソウ 鎌倉市・円覚寺黄梅院 2017/03/25

神奈川県内では箱根などの山地に分布。湘南・鎌倉・三浦半島では栽培ものを稀に見かけるのみ。


横浜市戸塚区・#俣野別邸庭園(外苑)

東慶寺(金銅仏後方)、円覚寺黄梅院、長谷寺(清浄池畔輪蔵側)

茅ヶ崎市・清水谷(日陰なため遅咲きで4月中旬)、氷室椿庭園(旧氷室家住宅前)

箱根神社

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