アネモネ

キンポウゲ目／キンポウゲ科／イチリンソウ属　花期／3月～5月
学名／Anemone spp.

有毒外来種改良種

#アネモネ　茅ヶ崎市・中央公園　2014/12/30

園芸栽培される、地中海周辺を原産とする多年草。アネモネ・コロナリア（学名／Anemone coronaria）と中心とした、イチリンソウ（一輪草）の仲間の外来種（およびその園芸種）を総称して、イチリンソウ属に分類される植物を意味するアネモネと呼ぶ。ボタンイチゲ（牡丹一華）、ハナイチゲ（花一華）、ベニバナオキナグサ（紅花翁草）とも。ホームセンターの園芸コーナーでは、夏以降に秋植え球根が、年明け以降に花苗（300円程度から）ないし小振りな鉢植えが販売されるため、花壇で栽培されることがある。花の大きさや球根管理の性質などが似通ったラナンキュラスと対にして販売されることが多い。両者共に花の見栄えは群を抜くが、真夏に球根が腐って駄目になってしまう難易度の高さが問題。植えっぱなし放ったらかしでは事実上一年草として終わってしまうため、公園に植栽されていても一株か二株。知名度の高さに反して、意外と見かける頻度は低い。