延齢草 ユリ目/シュロソウ科/エンレイソウ属 花期/3月中旬~4月中旬
学名/Trillium apetaron Makino
有毒稀少
#エンレイソウ 東京都調布市・神代植物公園 2022/04/02
山地に生える多年草(宿根草)。三輪生する大きな葉が特徴的。神奈川県内では、小仏山地から丹沢、箱根に分布あり。花の観賞価値が低いせいだろう、湘南・鎌倉・三浦半島では栽培ものも見かけない。
#エンレイソウ 箱根湿生花園・企画展「春の山野草展」 2023/03/30
#エンレイソウ 箱根湿生花園・企画展「春の山野草展」 2023/03/30
#エンレイソウ 箱根湿生花園・企画展「春の山野草展」 2023/03/30
エンレイソウの花
内花被片(花弁)はなく、小さな外花被片(萼)三枚が開くのみ。色はふつう紫褐色。紫褐色が薄い個体は緑っぽい色になる。地味。
#エンレイソウ 箱根湿生花園・企画展「春の山野草展」 2023/03/30
小さいながら白色の内花被片が開いていればミヤマエンレイソウ(深山延齢草)、別名シロバナエンレイソウ(白花延齢草)だろう。これも県内の山地に自生がある。大きな白花が咲いていればオオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)。エンンレイソウと呼ばれて栽培されているのは、だいたいが観賞価値の高いオオバナノエンレイソウである。
東京都調布市・#神代植物公園(山野草園、ミヤマエンレイソウも)