シナノキ

科の木、榀の木 アオイ目/アオイ科/シナノキ属 花期/6月上旬~中旬

稀少

シナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14

シナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14

山地に生える落葉高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。日本固有種で、支那の木の意ではない。神奈川県内では丹沢や箱根などに多からず自生。近縁種は海外に多く、中国原産のボダイジュ(菩提樹)もその一つ。

信濃国(現長野県)の名はシナノキが多く生えていたことに由来するとかいう(諸説あり)。

シナノキの花

シナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14

シナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14

隔年結果(表年・裏年が交互にくる)の性質があるという。


東京都小平市・東京都薬用植物園

円覚寺龍隠庵(シナノボダイジュとして)

鎌倉市大船・常楽寺

セイヨウシナノキ

西洋科の木 アオイ目/アオイ科/シナノキ属 花期/6月中旬

外来種稀少

ヨーロッパ原産の、シナノキの近似種。別名セイヨウボダイジュ(西洋菩提樹)、ヨウシュボダイジュ(洋種菩提樹)、リンデン(Linden)、リンデンバウム(Lindenbaum、バウムはドイツ語で木の意)。共にヨーロッパ原産のナツボダイジュ(夏菩提樹)とフユボダイジュ(冬菩提樹)の自然交配種という。ドイツのベルリンに有名な並木道「ウンター・デン・リンデン」があり、そこに植えられているのが本種。シューベルトの歌曲『菩提樹』にいう菩提樹も本種のこと。ドイツに関連して”ボダイジュ”の名が挙げられたらおそらくそれはインドボダイジュ(印度菩提樹)でも中国原産のボダイジュ(菩提樹)でもなくいずれも本種のことであろうと想像できる。

どうも、シナノキとの見分けがなかなか厄介らしい。


鎌倉女子大大船キャンパス(「菩提樹の道」にナツボダイジュ)

川喜多映画記念館(平成23年(2011)日独交流150周年記念植樹)、藤沢市・奥田公園(平成23年(2011)日独交流150周年記念植樹)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする