シキミ

樒 アウストロバイレヤ目/マツブサ科/シキミ属 花期/2月下旬~3月 結実期/8月下旬~9月

猛毒

山地に生える常緑の小高木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。特に真言宗の仏事に用いられるため寺院で好まれる。樹皮・樹木は焚くと死臭をも隠す強い臭いを放つ香木で、葉は墓前にも供えられる。有毒。神奈川県内では丹沢や箱根に自生があるという。

葉はサカキ(榊)のように葉脈が目立たないものだが、シキミは枝先に集中して輪生するように付き、縁(ふち)がやや波打つ。

近似種のトウシキミ(唐樒)は無毒で、実が八角やスターアニスなどと呼ばれる香辛料になり中華料理で使われている。抗インフルエンザ薬のタミフルもトウシキミの実から開発された。なおトウシキミがその辺に植えられていることはなく、あるとするなら植物園の温室に。ミヤマシキミ(深山樒)はまったくの別種。

シキミの花

シキミ 鎌倉市植木・龍宝寺 2013/03/13

シキミ 鎌倉市植木・龍宝寺 2013/03/13

シキミの実


横浜市南区・こども植物園

鎌倉市植木・貞宗寺(墓地内歴代住職塔前)

光則寺(土籠前)、極楽寺(裏門内側)、鎌倉中央公園、鎌倉市植木・龍宝寺(参道入ってすぐ右手の地蔵堂近くに若木、新井白石之碑裏=早咲き、参道沿い左=花はやや高所)、寒川町・西善院

小田原市早川(入生田駅南方に段々畑)

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