ノヂシャ

野萵苣 マツムシソウ目/スイカズラ科/ノヂシャ属 花期/4月中旬~5月上旬 結実期/5月
学名/Valerianella locusta (L.) Laterr.

食用外来種駆除

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ヨーロッパ原産の一年草(越年草)。ノジシャではなくノヂシャ。野に生える、チシャ(食用になるレタスやサラダ菜の類)のようなもの、の意。ノヂシャもヨーロッパでは若葉が食べられているらしい。神奈川県内では、やや湿り気ある道端や低草地、河川土手などに雑草として帰化している。大量の種子を作るため群生しやすい。外観が瓜二つなものに北米原産のシロノヂシャ(白野萵苣)なるものもあるが、しばしば見かけるのはノヂシャの方。草丈は共に人の脛(すね)程度。

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

やや小振りなノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

やや小振りなノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2019/05/11

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2019/05/11

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2019/04/19

ノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川 2019/04/19

花期終わりで実が膨らみ始めたノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/28

花期終わりで実が膨らみ始めたノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/28

ノヂシャの花

小粒な小花がたくさん集合してある集散花序を形成。花色は肉眼では白色に見えるだろうが(どう見ても白としか言いようのないものもあったりもするのだけれど)、うっすらと青色(空色)を帯びているのが基本。

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場 2018/04/10

ノヂシャ 茅ヶ崎市・湘南タゲリ米の里 2018/04/13

ノヂシャ 茅ヶ崎市・湘南タゲリ米の里 2018/04/13

花期終わりで実が膨らみ始めたノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/28

花期終わりで実が膨らみ始めたノヂシャ 茅ヶ崎市萩園・相模川沿い 2018/04/28

苞(ほう、花を囲うように生えた小さな葉)の先端は丸みを帯びる。対してシノロヂシャは尖り気味。確かにその傾向はあるものの、そうとも言い切れない形の苞もあり、また肉眼では確認しがたいほど小さなものなので、苞の形状の違いはたいして同定の役に立たない。

ノヂシャの苞 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

ノヂシャの苞 茅ヶ崎市萩園・相模川 2020/05/08

全体的な姿は似ていないのだが、花の部分だけにしか着目しないとツルカノコソウ(蔓鹿子草)と誤認されることがある。

ノヂシャの実

種子(のように見える果実)は扁平なおよそ丸形。クリ(栗)を思わせる形状をしている。シロノヂシャは細長いので明らかに形が異なっている。

ノヂシャとシロノヂシャの果実の形状 2020/05/17

#ノヂシャと#シロノヂシャの果実の形状 2020/05/17


茅ヶ崎市萩園・相模川沿い(田端スポーツ公園南側)、茅ヶ崎市西久保・小出川(左岸土手に多い)

藤沢市遠藤・慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)駐車場、湘南タゲリ米の里

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